なるほど～というラストでした。
ピーターとカットニスとゲイルの結末も納得。
ハンガーゲーム4作目
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映画ハンガーゲーム4 FINAL レボリューション～あらすじ
救出作戦で助け出したピーターは
スノー大統領率いるパネム軍による拷問と洗脳の末に
「カットニスへの激しい憎悪と殺意」を植え付けられていた。
優しかったピーターが野獣のように暴れ
自分に襲い掛かってくることに動揺を隠せないカットニス…
一方、第4地区のハンガーゲーム代表者だったフィニックは
救出作戦により婚約者と再会し、第13地区で挙式をあげ皆に祝福されていた。
そんな中、救出された第7地区のジョアンナと再会したカットニスは
キャピトルへ向かう反乱軍の補給機の話を聞き行動に出る。
スノー大統領を自分の手で始末すべく
キャピトルに乗り込むカットニスは
コイン首相がPR用に用意した「スター軍団」と共に
最終決戦に挑む。
首都キャピトルはスノー大統領が用意した
ゲームフィールドになっており
ゲームメーカーとなったスノーがあらゆる罠を仕掛けてくる。
独裁者スノーを倒し、自由な新しい国をと闘うカットニスの前に
彼女の行く手を阻む思いもよらぬ敵が現れる…
カットニスとゲイルとピーター恋の三角
カットニスがそもそも思いを寄せていたゲイル、
カットニスにずっと恋心を抱いており
ハンガーゲーム中ずっと彼女を守ってきたピーター、
2人の男性への特別な思いに揺れるカットニス。
この複雑な3閣関係。
洗脳されたピーターはカットニスを憎み殺意を抱くようになっているが
徐々に洗脳から我を取り戻すのですが…
報われない恋への恨みやついついキツめの本音を彼女にぶつけてしまいます。
あーわかるわぁ ピーターの気持ち。。（苦しいよね）
また、反乱軍の中心となって一緒に戦うゲイルとは
だんだんと思想の違いが…
「大義のための大勢の死」
「大義のための計画の犠牲」
これらに胸を痛めるカットニスと
仕方がないとするゲイルの間で大きくなっていく溝。
この価値観の溝は
その後致命的なほど大きくなっていきます。
「大義の為の仕方のない犠牲」の中には
彼女や彼女の大切な人も含まれていたのです。
長年思いを通わせてきた長身イケメンのゲイルか
ハンガーゲームという極限の状態の中
一途に寄り添い守ってくれた低身長優男ピーターか
あなたならどっち？
たぶん「家族になる」ことを考えての判断なら
やっぱりカットニスが正しい気がします。
（本当はこういった判断に正しいも間違いも無いけど）
やはり、家族や人の命に対する思いが近い人がいいと
私も思うのです。
何に心を痛めるか？
そこの価値観って一緒に行きていくなら重要だなぁと
カットニスをみていて痛感。
政治家たちの鉄の心
パネル側も反乱軍側も
政治の中枢に行くほどに
そこにいる人たちの心が冷たい鉄になっていく…。
政治ってそういうものなのでしょうか？
勝ち負け、戦い、支配、勝者がルール
群衆の心理を煽り、ゲームを動かす
そこには血も涙もない鉄の心しかないように見えた。
自分の心に血も涙もないので
群衆の血の犠牲にも心が痛まないのか？？
政治家はどこを向いて政治をしているの？
誰の為にその力をつかっているの？
「権力」の前には血も涙も心も吹き飛ぶんでしまうのかな。
彼女はいつもまっすぐ矢を射る
これは、彼女の最後の一撃を指しております。
彼女の心はいつもまっすぐだ。
私はカットニスの最後の審判を支援します。
革命後に混乱の期が起きようとも
間違った再生の道に進まぬよう
腐った土台は全て抹消しておくべきだもの。
どうして大統領も首相も「敵は消す」しか頭にないんですかね？
「調和」というものが無い世界は恐ろしい。
自分と違う意見の人、反対する人を全部消しても
「抹消、搾取、支配」だけでは「発展」は無いってのは
バカな私でもわかるぞっ
簡単な算数と理科やで！（マイナスと抑圧しかない）
歴史的には「悪」として名を残そうとも
自分を信じ悪を討ったカットニスは…ナウシカに似ている。
復活の礎をシュワの墓場ごと握りつぶした彼女に似ている。
それでいいんだと思う。
「自由意志」は本当にあるのか？問題もちょっと頭をかすめた。
そんな最後でした。
不安な時、側にいて欲しい人は誰ですか？
それがわかっていれば
人生は大きく間違わない気がします。
では、また～☆
