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【映画】JUNO ジュノ~感想:謎に前向きな16才少女の妊娠から出産までの物語

JUNO/ジュノ (字幕版)

映画開始5分で~好奇心から幼馴染の男の子と初じめての経験後

2か月で妊娠発覚というワイルドスピードばりのハイスピード展開

ここからはじまる出産までの少女と周囲の奮闘記

 

 

主人公の少女ジュノがとにかく強気で前向きで

「16才で妊娠…どうしよう、どうしよう」とパニックになったり

落ち込んだり、周囲に隠したりぜずに

「じゃぁ、こうしよう」と自分で考え前進していく姿に驚く。

 

JUNO/ジュノ (字幕版)

JUNO/ジュノ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

低予算で公開時10館ほどだった作品が

口コミで評判となり2400館を越え

アカデミー賞に4部門ノミネート、脚本賞受賞となった話題作

 

 

映画JUNO ジュノ~あらすじ

幼馴染の同級生ポーリーと好奇心から初体験

そして妊娠してしまった16才の少女ジュノ

 

ポーリーとは、つき合っているわけでもないし

16才の自分に子供を育てる能力がないのもわかっている。

親友に相談後、ポーリーに妊娠を告げに行くが

動揺する彼は「君の判断に任せるよ」と…

 

お腹の子をおろすつもりで女性支援センターに駆け込むも

中絶反対活動をする友人からの一言が気になって

「産む」ことを決意したジュノ。

 

「産む」けど育てるのは無理なので

親友ニアと赤ちゃんを育ててくれる夫婦を探すことに。

新聞や雑誌の広告・公募欄で赤ん坊の養子を希望している夫婦の中から

理想的な夫婦を見つけ、早速連絡!

 

そしてジュノは自分の家族に妊娠と赤ちゃんを養子に出すことを報告。

ショックを受けながらもジュノと生まれてくる赤ちゃんのため協力的な家族。

 

口も行儀も悪く、5才の妹の面倒さえあまりみないジュノが

大きくなっていくお腹の中の子と

周囲の人の協力やふれあいから反抗期を抜け

少し大人に成長していく物語。

 

理想の夫婦にみえた豪邸に暮らす美男美女の夫婦に見え始める

親になる覚悟の違いから生じるすれ違い…

 

自分の家族や親友のありがたさ、

自分にとって大事な人は誰なのか、

色々なことに気が付いていきます。

 

妊娠発覚からの9か月間で今まで見えてなかった

たくさんのことを見て感じるようになったジュノ

彼女が最後に下す決断とは…

 

※ここからはネタバレを大いに含む感想となります

 

卑屈にならないジュノの頼もしさ

日本で中高生の妊娠となると

どこか「罪人」のような扱いを受けるイメージがある。

ジュノのように好奇心から予期せぬ妊娠となれば

『無責任』とか『性の好奇心の代償』的な責めの目線が向けられるだろう。

 

だから「罪人」扱いを恐れ

隠す・隠れるようにどんどん影に隠れていってしまうし

周囲からも腫れ物扱いされる…

 

ところが、この映画で描かれている16才の少女ジュノは

隠れることなく前に進んでいく。

家族にも話し、学校にも大きなお腹を隠すことなく通っている。

周囲に好奇の目を向けられても、中指立てて跳ね返すのだ。

 

育てられない⇒産めない⇒おろす

と迷いなく決めたのに

「お腹の中の赤ちゃんの指に爪が生えている」

という言葉に急に「命」を感じ産むことを決める、決断が早い。

 

産むとなれば今度は

産む⇒育てられない⇒育ててくれる夫婦を探す

とこれまた迷いなく決断・行動していくのだ。

 

悩み・起きてしまったことを悔やみ思考をこねくり回すよりも即行動

16才の少女のこの頼もしさに圧倒される。

 

ジュノとお腹の子の不思議な関係

この映画でジュノが憎めないのは、

無責任な少女に見えながらも

「産む」と決めてからは

「生まれてくる赤ちゃんが幸せに暮らせるように」

ということを最優先に考えて行動しているところ。

 

お腹の中の子に対して

母親としての愛情は湧いていないようだが

生まれてくる子の幸せは願っているのだ。

 

お腹の子へのジュノの思いやりは

同時に母親になることを切望しているヴァネッサにも

向けられていく。

 

子供を切望していたが叶わなかったヴァネッサの

本当に子供好きな一面を観てからの

お腹に手を当てさせるシーンでのやり取りは感慨深い。

 

妊娠・子育てには周囲のサポートが必要

今の日本は大人社会と子供の世界が分断されていて

その両方を行き来している妊婦さんや子育て奮闘中の人に

とって非常に重圧が多いのではないだろうか。

 

私は独身BBAだから外部から見ての感想でしかないけど

結婚も子育ても「責任が重い」って部分がどんどん大きくなっている気がする。

「誰の責任か」論が加速していき、最終的に責任者1人に全部背負わせる…

そんな世の中になってきてるのかなぁ。

 

ジュノの物語のように

ジュノの家族や学校や周囲が「生まれてくる命」に対して

協力的だったり、肯定的だといいなぁと思う。

映画の作り話といえばそれまでだけど

もっと社会が個ではなく和になるといいね。

 

子供を狙う犯罪や悪い大人も増えたから余計に難しいだろうけど。

 

でも、子育ては偉業なので多くの大人の協力が必要だよね。

難しすぎてよくわからなくなってきた…

反省も大事だけど「起きてしまったこと」に対しては

「これからどうするか、最善か」を優先的に考える方が重要と

ジュノに気付かされた。

 

家族は血ではなく育まれる絆で繋がる

家族の絆が血のつながりだけではない

産みの母親と子の絆が神秘的・奇跡的なものではない

ってことが描かれてる映画だった。

 

ジュノ自身も複雑な家庭環境の中

今は義母と異母姉妹と実の父と

本音でぶつかって、思いやり合える家族になっている。

 

ジュノの実の母は新しい夫と彼との間にできた子供たちに夢中で

ジュノとは年に1度バレンタインにサボテンを送ってくるだけの関係だ。

血の繋がりは神秘的・本能的な愛情を湧水のごとく生み出したりはしない。

母と子、妊婦とお腹の子も奇跡と神秘ではなく「母となる覚悟」で

繋がっているんだろうと思う。

 

そもそも夫婦が他人同士からはじまるからね。

「家族」ってホントになんか凄いわ。

みんなの努力と協力と思いやりなしでは成立しない。

 

 

ジュノの9か月を観ながら

ハラハラしたり、心がチクチクしたり

何だか色々考えさせられた映画っす。

 

では、また~

 

 

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