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【映画】ヴィジット~感想:「母の万能薬」を探しに、カメラ片手に祖父母の家へ

ヴィジット (字幕版)

両親を捨てた母と、父に捨てられた姉弟

世間を捨てた老夫婦と、世間に捨てられた老人

いろいろなメッセージが埋め込まれてる映画でした。

 

 

 実は以前から気になってて「観たいなぁ」と思っていた作品

 

いろいろな家族の形と葛藤が描かれています。

是非、最後の最後まで見てみてね~☆

 

 

映画ヴィジット~あらすじ

「19才でダメ男と駆け落ちして以来、両親とは15年遭っていない。

ネットで両親が私を見つけ、孫に会いたいって最近連絡してきたの」

と、カメラの前で語る女性

 

カメラマンは彼女の娘ベッカ(15才)は映画監督志望。

はじめて母の故郷・祖父母の家に

弟タイラー(13才)と一緒に1週間泊まりに行くため

母のドキュメンタリー映画を撮影中

 

父が浮気して家を出て行って以来

シングルマザーとして頑張ってくれている母に最近恋人ができてラブラブなため

姉弟は気をきかせて自分たちが祖父母の家にいくことにしたのだ(^^)

母は新恋人とクルーズ旅行へ

 

ペンシルベニアの祖父母の家に向かう途中も

カメラを回し続ける姉弟

はじめて会う祖父母に緊張しつつも

料理上手な祖母と優しい祖父に歓迎されホッとするふたり。

 

祖父母は姉弟に滞在中の「3つの約束」を聞かせる。

  1. 楽しい時間を過ごすこと
  2. 好きなモノは遠慮なく食べること
  3. 夜9時半には寝て部屋から出ないこと

夜中に響く奇妙な音に、姉弟は約束を破って部屋を出てしまう。

そこで「様子が変な祖母の姿」を目にすることに…

 

ここから、だんだんと祖父母の奇妙な言動が増えていき

姉弟は動揺し始める。

 

「歳をとれば、誰にでもあることよ」とする姉と

「絶対に何か変だ」とする弟

夜中にリビングに仕掛けた隠しカメラの映像を確認した二人は

自分たちの身に危険が迫っていることを確信する…

 

ふたりは無事にこの家から帰ることができるのか!?

 

※以下、ネタバレ有の感想となります

 

家族を捨てた人と家族に捨てられた人たち

この物語に出てくる人たちは

みんな「家族を捨てた・家族に捨てられた」経験を持つ人たちなのだ。

このことが非常に重要な部分となっている。

 

  • 母は19歳の時、両親を捨て父と駆け落ち(以来15年間絶縁)
  • そんな母も浮気した夫(姉弟の父)に出ていかれ捨てられている
  • ベッカとタイラー(姉弟)は父に捨てられたと思っている
  • 祖父母も母(娘)に捨てられている
  • 姉弟を出迎えた祖父母も子供も世間も捨てているし、捨てられている

 

みんなこの経験から、心に大きな傷やトラウマを背負っている。

 

姉ベッカは父に捨てられたことで「自分は価値のない存在」という思いがあり

鏡で自分の姿を見ることができなくなっていた。

 

弟タイラーは8才の時にフットボールの試合で相手にタックルできず

ただ突っ立って相手を見送ることしかできなかったことで

周囲と父からの失望の眼差しが記憶に強く残っていて今も引きずっている。

父が出て行って以来、タイラーは極度の潔癖症に…

 

姉弟の母もどこかふわふわしてて、現実に正面から向き合えていない様子が垣間見える…だからこそ姉ベッカは母の心の深い傷をいやす「万能薬をとりに」祖父母の家にカメラ片手にやってきたのだ(;;)

 

姉弟を出迎えた祖父母は

自分たちが見ている世界を妄信し、世間を捨てた。

異星人の為に子供を井戸に落していく妻を守る為

夫は「白い存在」と闘いながらふたりの世界を守っている。

自分たちの世界を守る為、それ以外の世界を「汚れ」とした。

老いはふたりを頑なにし、認知症を悪化させていく。

 

「捨てた・捨てられた」経験が心に深い傷となって残り

その痛みは自分を攻撃するか、他人への恨みや攻撃となって向けられる。

 

極限状態の中でトラウマを克服していく姉弟

弟を守る為、姉を守る為、子供たちを守る為に

家族がそれぞれに抱えるトラウマを克服していく。

 

「自分と家族の命の危機が迫る中で」

”できない”と思っていたことが

”やる、やってやる”という意識にかわっていくようだ。

 

できるか、できないか で見ていることって

本当は「やるか、やらないか」のだけのことなのかもね。

そんで、大体のことは覚悟を決めて集中したら人間は何でも「やれる」ようですぞ!

 

あと、自分の為以上に

相手の為に引きだされる火事場のクソ力パワーの凄さ感じました。

 

この姉弟がトラウマを克服していくシーンは必見です。

特に弟君…よく頑張ったよ(;;)

 

青い鳥に似た「母の万能薬」

ベッカが「母の為の万能薬」として祖父母の家にとりに来たのは

『祖父母からの母への赦しの言葉』でした。

 

また、それは母も気が付いたようで

事件のあとベッカに「目の前にあった」と語り

『怒りをすて赦しの心を持つように』と娘に教えています。

 

幸せもお穏やかな日々も大事なモノも

実は目の前にあったってことでしょうね。

足りないのではなく、捨てるべき怒りや怨みの感情を抱え込んでいたのだと。

 

キリスト教における「赦し」の力って

今までそんなにピンときたことない私ですが

この映画で「そういうことかぁ」とちょっとわかった気がします。

 

弟タイラーのラップ

映画の途中にもあるけど

是非、エンディングにある弟タイラーのラップにご注目ください。

 

「この子、すごいわぁ」って思った(^^;)

小生意気なんだけど、弱虫だったり

弟がいたらこんな感じなのかぁって。

 

1週間の経験により

だいぶタフさとユーモアを身に着けたようですぞ。

 

では、また~☆

 

 

 

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