プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画】トーク・トゥ・ザ・デッド:感想 クソ母役の毬谷友子さんが凄い!観る者の心を抉ってくる

 

トーク・トゥ・ザ・デッド

なぜ、このカタカナタイトルにしたのか?

そのまま「死者と話せるアプリ」でも良かったような??

でも、すごくよく出来た脚本に母と娘の演技が光る映画でした。

 

 

何がすげーって、

クソ母・毒クソ・ハイパークズ親役の

毬谷友子さんの演技がね…すげー迫ってくるんですよ。

 

見ている私の心にまで

掴みかかって殴ってくる勢い!

映画なのに、画面を超えて

私にも罵声と暴力を振りかざしてくる演技!!

 

何よりもこの母親に

私の感情も黒く塗られていくこの感じ(><)

 

まーとにかく見て欲しい

 

トーク・トゥ・ザ・デッド

トーク・トゥ・ザ・デッド

  • メディア: Prime Video
 

 

 

映画「トーク・トゥ・ザ・デッド」あらすじ

トーク・トゥ・ザ・デッド [DVD]

 

男をつくって出ていった母親が残した借金の返済と

歳の離れた父親違いの弟を養うために

百合はデリヘル嬢として働いていた。

 

母親の残した多額の借金を返すため

夜の世界で必死に働く百合だったが

その間まだ幼い弟は家でひとりきり。

 

ある日、弟の元気のない様子に気が付いた百合は

「今日は早く帰るね」と弟に約束する。

美人な百合は客から人気で

その日も延長依頼があり1時間10万円で依頼を受けてしまう…

 

百合が深夜に帰宅すると

お風呂場で弟が倒れて亡くなっていた。

真っ白に青ざめた顔で口から血を流し死んでいる弟

その姿が百合の脳裏に焼き付いた。

 

弟の死の責任を感じながらも

母に背負わされた借金返済のためデリヘル嬢を続ける百合。

物覚えが悪く、バカにされている新人マユを助けたことで

彼女になつかれ「死者と話せるアプリ」のことを教えられる。

 

マユはそのアプリを使い

1年前に死んだ祖母と毎日通話をしているというのだ。

 

はじめはマユの話を信じていなかった百合だが

どうしても弟の声を聞き、ちゃんと謝りたくて

アプリをダウンロードしてしまう。

 

アプリを使って弟と話すうちに

明るさを取り戻していく百合だったが…

 

死者と話せるアプリには

恐ろしいルールが存在していたのだ。

 

必死に生きる百合の前に

またしても母親が立ちはだる。

 

「死者と話せるアプリ」について

調べている雑誌記者の女性がいた。

都市伝説のように噂されていたこのアプリ…

ネット上には情報がなく

どこからダウンロードするのかさえわからない。

彼女がこのアプリのことを追う中で

このアプリの恐ろしいルールを目の当たりにすることに。

 

このアプリに関わった人たちはどうなってしまうのか?

 

ここから先は

ネタバレありで感想&見どころ書いていきます。

百合:真面目でいい子なのに不幸を背負い続ける

日テレジェニック 2004 小松彩夏 [DVD]

主人公の百合を演じている小松彩夏さん

セーラームーンの実写版ドラマでビーナスやってる時から

「可愛いなぁ」と注目していた女優さん

 

当時はマーズ役の北川景子さんより

名は知られており、売れてたんだよなぁ

なんて懐かしく思いながら観ておりました。

 

今作での彼女…すごく役にはまっている!

美人だけどずっと心が曇っていて

不幸を背負いこんでいる雰囲気が凄い。

 

真面目に一生懸命だからこその報われなさ

見事に表現しいている(;;)

いいお姉ちゃんだよなぁ…

 

観る者の心も握り潰してくるクソ母役の毬谷友子さん!

BBA私はけっこうホラーやサスペンス作品見てるんですよ。

多ジャンルの映画を多数見てきている私ですが

毬谷友子さん演じるこの母親は「クソ母 No.1」です。

 

今まで見てきたどの作品のクソ母・毒母親よりも

生きた毒をもっている!!

百合に向けている言葉も暴力も全部が

画面を超えて観る者に降りかかってくるし

感情を逆なでされます。

 

表情1つ1つがホントに胸糞悪いし

声のトーンもトラウマ級だし

全部がウェットなんですよ。

じっとりからみついてくる感じ…

 

男に弱く、惚れっぽくすぐに騙され

お金にだらしない感じとか

子供のこと全然愛してない感じとか

子供から見た時の「悪魔感」と

そうしようもない「血縁の呪い」を

すげーリアルに演じておられます。

 

BBAは発狂しそうになりましたが

この母親の演技あってこそ、

理不尽すぎる人生をだまって受け入れている百合が引き立つのです。

 

この作品のコントラストを強くし

脚本の作り込みを最高に活かしているのも

たぶん毬谷さんの母親あってこそ。

 

死者と話せるアプリのルール

 

通話相手の死者が

「会いたい」と言ってきても返事をしてはいけません。

もちろん会ってはダメ!

 

このアプリは人を殺すアプリなのです。

このアプリのルールから、人を守るために

アプリを追っていた週刊未来記者の笹本洋子は

ある書き込みを…

 

このアプリのルールというか設定を

非常にうまく使った脚本なんですよ!

 

「あああああ!!!」

って恐怖のルールが会心の一撃

 

最後まで疑っていた新人嬢のマユ

BBA私が「こいつは何か裏がある」と

ずーっと疑って見ていた

ポンコツな新人嬢のマユ…

 

その結果・・・・

めちゃくちゃそのまんま

裏表のないいい奴でした(;;)

マユさん、ゴメンね

 

自分の「人をみる目の無さ」に震えております。

こうしてBBAもダメなりに

今日も生きております。

 

では、また~☆

 

 

 

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