英語多読・多視多聴中の私です。
よーし、ここらでいっちょ「英語圏のユーモア身につけるぞ~」
なんて勢いで「コメディ」って書いてあったらから観はじめたドラマに困惑中。
クセの強いおじさんが我を通して、周りにひかれるという謎のコメディ(^^;)
「 ラリーのミッドライフ☆クライシス」
原題は「Curb your enthusiasm」
アメリカのユーモアに早くも困惑
はじめは全然このドラマの面白さわかんなかったんですよ。
ただただ自分勝手で我の強いおじさんに驚き!
初対面の人には嫌われるタイプなんですが
奥さんや職場の仲間はいい人で彼も信頼されている(?-?)
今のところ彼の魅力がわたしには変わらないのですが
あれだけ近しい人にいい人が多いってことは
魅力的な人物なんだろう(^^;)
このシリーズが8シーズンも続いていることもまだ全然理解できない。
どこが面白いの!?
徐々にわかってきたアメリカの笑い
でもちょっとずつわかってきました。
「トムとジェリー」の人間のおっさん版トムなのかも?
しれない・・・
もしくはチェーホフの短編物語のように
主人公にとっては悲劇なんだけど
観客として引いて大きく全体でみると喜劇になるようなことかも?
↑
今の理解ではこんな感じっす。
作中に流れるメインのBGMがすべてを表しているのかもしれない。
「笑う力を失ったら考える力も失う」
笑いとは何ぞや?
ユーモアってなんだ?
世の中の身近な笑いの多くは
エロ・グロ・ナンセンス(=発展・成長の終焉のサイン)
ではないか・・・・とより混沌の中にいた私に
ヒントをくれたTED動画がある。
⇓
Anthony McCarten: A (not so) scientific experiment on laughter | TED Talk
※うまくリンクが張れなかった場合
- 「笑い」の話:アンソニー・マカーテン
- on Laughter : Anthony McCarten
でTED動画内を検索してみて!
めちゃくちゃ話し上手な方で
とっても面白い講演です(^^)
彼の話の中で印象に残った言葉に
「笑う力を失った人間は考える力を失う」
「世界で最も頭の良い人たちは、世界で最も面白い人達です」
というコトを語る部分がある。
なるほどと思った。
さらに彼はコメディというものを
わかりやすく定義してくれた。
⇓
コメディとは2者間の衝突である
これが非常に面白いというか
納得できる定義だったのです。
コメディとは2者間の衝突である。
1つの視点 対 他の視点
1つの感受性 対 他の感受性
高いもの 対 低いもの
歳をとった人 対 若い人
東 対 西
明 対 暗
がぶつかって起こり、
2つの世界観や文化の衝突でもある。
2つの火打石を打ち合わせると
命の糧となる火花が散って
火をおこすことができるようなものである。
なるほどな!と思った。
この2つの異なるモノの衝突をユーモアあるオチでまとめることで
新しい1つの解釈、視点を生み出すのか~
衝突のまま大火事をおこすのではなく
笑いによって1つの新しいものを生みだすだ。
2つを繋ぐともいえるかも。
相手にない視点を提示して
「驚き」を笑いに変えることがユーモアなのかな。
シモネタや
テレビや芸人さんの真似事や
誰かの悪口や嘲りでの
笑いではなく
私が見につけたい笑いが彼の講演の中にあった。
ユーモアセンスは知識×物語創作力
英語でユーモア披露できるまで
まだまだですが
ユーモアの公式は見えてきた!
知識量がまず必要だけそ
自分の中にある知識と知識を組み合わせて
例え話やストーリーを作る技能を磨く必要がありそうだ。
これは練習あるのみなので
手書きの日記にでも1日1ストーリー書いてみます。
超ショートショートの、
なんならtwitterの1tweet分くらいとかで。
俳句とか短歌も練習になりそう。
とりあえず
ラリーを観て笑えるようになりたいわぁ。
奥さん可愛い人だよ。
では、また~☆