安岡先生の毒舌（つーか冷静な解説）がクセになりつつある
何度その筆刀で斬られても立ち上がるガッツのある独女みつまるです。
今日は耳の痛い話と心に嬉しい話が溶け合った先生の指摘だよ。
さて古典に学ぼうと「論語」に手を出してみたら
１冊目に選んだ
論語に学ぶ (PHP文庫)で斬られまくっている私です。
ビシバシ斬りまくり学ぶことができる良書です。
これまでも私が斬られショックを受けた指摘や学びを
このブログにメモ書きしてきましたが
今日は痛みがありながらも心に勇気の湧く感じなの。
前回の「豊富な資源の強さ」につながっている話です。
結局、人間の美というものは何か？
人間の美というものは何か？
あなたはどう答えますか？
まーどうしても外見・容姿・形に目がいっちゃいますが
それだけじゃないってのも感覚でわかっているし
感じていますよね。
誰かと優劣を比べる「美」ではなく
自分だけの美があると信じたいし信じている私です。
そんな私に安岡先生はこう教えてくれた。
結局人間の美というものは
その人間の素・生地にある。
性質から言えば
素質・素地にある。
安岡先生が綺麗ごとじゃなくちゃんと
こう続けてくれている。
とはいっても
生まれ持ったものを
そのまま醜くむき出しにするのではない。
美しく映えるように磨きだすのである。
つまりこういうことでしょ。
↓
人間の美はその人の素・生地にあり
それを自身で磨きだしていく事が一番大事！
自分の持っているモノを磨き続けることだってよ。
自分の素質と素地を磨き得る美とは？
持って生まれた自分にあるモノを
光るように自分で磨いていくことでしか
他者と優劣を競う美から抜け出せないようです。
学問も教養も修養も信仰も
すべて持って生まれた素質・生地を
磨きだすのでなければ本物ではない。
又、それでなければ
つくりものになって活きてこない。
人間の美というのは
その人のもつ知識や教養や技能や思考から
くるようですな。
自分の人間としての美を自覚できた人が放つ
自信と白深さとでもいうのでしょうか？
みんなそれぞれに生まれ持った磨けば光るモノをもっているけど
大抵の人はその素質・素地を磨くことよりも
「美しく見せかけるために」飾り立てたり、
上辺だけ塗りたくったりしているんだって。
猿が冠をかぶったような人が多い理由
素質や素地を磨かずに
塗りたくったり、飾り立てている人が多い
ということをこう指摘している。
女の化粧、着飾りも
男の金だの、地位だの、名誉だので着飾る輩も
一向 自分の生地は何も無いのに
猿が冠をかぶったような人間が多いのです。
これは自分の空虚を粉飾しようという
とんでもない錯覚。
つまり己が己を知らざるからである。
こういった自分の空虚の粉飾行為は
「己が己を知らざる」から起こるんだってよ。
自分で自分のことちゃんと全部わかっているかい？
改めてきかれると
「１００%知ってるわ」
といえる自信もなかったり…。
冠をかぶった猿にならぬためのまとめ
でも世の中「わかりやすい優位性」がホントに強い影響力もつ時代だからね。
見えるところを整えるのも大事だと思うで！（※これは私の意見や）
でも「わかりやすい優位性」は結局は人との優劣の物差しあってこそなので
力を注ぐべきは「独創性」に通じる個性＝独自の美なんだね。
自分で自分の持って生まれた素質・生地わからない時は
先に「私はこう輝く存在になるんや！」ってのを
歌舞いて先に看板掲げてもいいような気がする。
そうなると宣言しちゃえば後はそうなるために動くしか無いから。
ただ誰かと優劣を競うための着飾りは
その労力と時間をかけても
時間の経過とともに価値が目減りしそうなので
努力がもったいないかもしれない。
あと「40才過ぎたら自分の顔に責任がある」って
リンカーン大統領も言うてたで！
顔を見ればその人がどんな人間かわかるんだとか・・・。
人相・面相には内実が如実にでるのだそうだよ。
ちょっと鏡見てくるわ。
では、また～☆
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