その立派な門の先には1つの村がある・・・酒造りの村が!
そのくらい広ーーーーくて立派な酒蔵でした。日本最古の酒蔵の1つ須藤本家へ
1141年創業、平安後期から続く須藤本家さん。
55代目当主が石ちゃんたちにこちらの酒造りを丁寧に語ってくれたよ。
↓
古(いにしえ)の技法を今でも守って酒造りをされています。
酒造りに使われている水も須藤本家さんの敷地内にある
創業時からの井戸の水を使っているのです。
平安時代から多くの人に守られてきた
伝統の日本酒を今の私たちも楽しむことができるのです。
結構すごいことじゃないですか!?
ということで私がφ(..)メモメモしたものを中心に
茨城県の銘酒「郷乃誉」の美味しい飲み方と
須藤酒造さんの酒造りのこだわりを紹介します。
「須藤本家」の生酛(きもと)づくり
【蔵元直送】純米大吟醸酒 郷乃譽(白ラベル)生々1.8L カートン(化粧箱)入り
立派な門をくぐると広大な酒造りの村が現れる。
広大な敷地で水と空気を守る須藤本家
でもこれは村ではなく酒蔵なのだ!
とっても広大な土地は緑にあふれている。
酒造りの為の綺麗な水と空気を大事に守っている。
「古の技法を受け継ぐ酒」として紹介された『郷乃誉』
その伝統技法の中でも特に熱心に語ってくれたのが
生酛(きもと)づくりについてです。
◆生酛(きもと)つくりとは?
日本酒に必要な乳酸菌!
雑菌の繁殖を抑えながら
発酵に必要な酵母の活動を助ける
大事な役割を果たしています。
「生酛(きもと)つくり」とは
⇒空気中から天然の乳酸菌をとりこむ技法
天然の乳酸菌が相手なので手間もかかり、
タイミングが遅れると雑菌駆除がうまくいかないという
大きなリスクを伴う技法なのです。
しかし、その手間暇苦労がかかる分
力強く品格のある酒になります。
酵母、米、水という日本酒の3大原料の特徴がより際立ち
個性の強い日本酒ができあがります。
通常は「速醸酛(そくじょうもと)」と呼ばれる
人工で造られた乳酸菌を添加する製法をとる場合が多いのです。
雑菌の繁殖を確実に抑えられるからです。
速醸酛で造られた日本酒の味の特徴は「淡麗でスッキリ」。
最近ではより際立った個性を出すため
「生酛づくり」に戻る蔵も増えているんだとか(^^)
◆伝統を守りながら今の知恵も足していく
歴史の長い酒蔵のため
もちろんですが酒造りの記録も伝承されているわけです。
でも55代目当主はこう語っています。
「記録された数字やデータから、その行間を読むことが大事」だと。
数字や文字で記されなかった部分を掴むことだと。
そこに人の感覚の領域が隠されていてとても大事だという。
その文字にされない余白部分の多くは「口伝」
人から人へ、酒造りの現場の職人たちにより受け継がれているが
さらにそこに新しい今の感覚を足していくのだとおっしゃっていました。
ただ昔のままを受け継ぐのではなく
時代と共に変わっていく水・環境・食文化・人の生活など
その時代を生きるモノが「今、最高に美味い酒」を造るんだと。
◆郷乃誉の味わい~壺中の天
では実際、須藤本家の生酛作りの酒「郷乃誉」はどんな味の日本酒なのか?
気になりますよね(^^;)
石ちゃんと日本酒先生が二人ともあげていた特徴は
「木の香り、木樽の香りがする」というもの。
また一口目、続けて二口目と飲むごとに
味が軽くなって味わいが変化するそうです。
このことを55代目ご当主は「壺中の天」と表現されていました。
壺中からのぞく天がどんどん広がって別の世界につながっていく感じだそうですよ。
やきとり×郷乃誉の美味しい飲み方
今回、須藤本家55代ご当主が紹介してくれたのは
「やきとり×郷乃誉」という楽しみ方です。
行きつけでおすすめのお店「やきとり お文」さん
↓
①鶏もつ煮込み×郷乃誉 活性にごり無濾過生々
鶏もつ煮込みにあうのが
郷乃誉の活性にごり(辛口)無濾過生々スパークリングです!
【蔵元直送】【季節限定品】純米大吟醸酒 郷乃譽活性にごり スパークリング生々720ml
私、個人的ににごり酒大好きなんでうれしいわぁ~
一軒目酒場行くと毎回絶対飲むからね。
※一軒目酒場はいつ行ってもにごり酒飲めるよ
②とりわさ×郷乃誉 花あわせ
とりわさ写真用意できなかったのでイメージを
膨らませて眺めてください(--;)
とりわさに合わせるなら「郷乃誉 花あわせ」を
【蔵元直送】呑みくらべ 花あわせセット(純米大吟醸酒 郷乃譽・霞山・花あわせ 各生貯蔵酒・300ml 1本ずつ
せんさいでドライな味わいが特徴ですって。
③やきとり×郷乃誉 生もと 純米大吟醸
やっぱりやきとり×日本酒だよね。
やきとりと酒が黄金コンビや!
【蔵元直送】郷乃譽 生もと 純米大吟醸酒 生貯蔵酒720ml
蔵元がやきとりに合わせてくれたのがこちら!
しっかりとした深い味わいが特徴で
やきとりの旨さにも負けない美味しさで
旨さ×旨さの相乗効果が口の中に広がるってよ。
迷ったらこの1本!
【蔵元直送】純米大吟醸酒 郷乃譽(さとのほまれ) 生々720ml
やはり基本の1本から。
お値段も1,728円とお手頃で
何よりスッキリした辛口なので
どんな料理にも合うからです。
でももう1つ、どうしても
おすすめしたい特別な1本がこちら
↓
【日本酒/サミット晩餐酒】茨城県笠間市 須藤本家 花薫光(かくんこう)純米大吟醸 生々 720ml≪数量限定・クール便≫
実はこの「花薫光」には無濾過生々「vintage 1975」という
720ml1本で400万円以上する特別な日本酒があるのです!
でも400万円は無理なので
ヴィンテージでない「花薫光」を是非味わいたい!
400万円に比べれば超お得な価格ですが
それでも・・・720mlで約13,000円!
日本酒の世界は広く深い・・・面白い!!!
では、次の酒でお会いしましょう~☆