つれづれ日記。
数日前ネットで気になる話題を目にした。
「はあちゅうさんがしつこいアンチを特定した」というtweetからはじまり、
あっという間に話題になったこの騒動を傍観しつつSNSの闇を感じておりました。
はてなブックマークからペタリ
ツイッターでしつこくアンチ行為をしてくる人の身元が割れた。子供と一緒に出演したメディアで夢を語る主婦の方だった。表の顔では夢や希望を語り、一方で誰かに執拗に粘着し、アカウントを複数つくり、悪口を書き込み、陥れようとする。これが人間なんだなぁって感じ。
— はあちゅう (@ha_chu) March 4, 2019
「表の顔では」という表現が気になった。
夢や希望を語る表の顔も
アカウントを複数作って悪口を必死に書き込む裏の顔も
ネット上の「私」であってリアルな本人はどうなってしまっているんだろう？
愛と感謝と希望にあふれる輝く私が巨大化する
この人物がインタビューで語っていた内容をチラッと見た。
このインタビュー内容で個人が特定できてしまったようで
今は削除されている。
チラッと1度読んだだけだが「感謝」という言葉が
ものすごく印象に残る内容だった。
私も苦み走った人生にボコボコにされた時
「幸せになるにはどうしたらいいんだ！」ってgoogle先生に聞いてみて
「引き寄せの法則」や「運を良くするには」など通ってきたし
見てきたので夢や希望を語る表の顔の彼女の気持ちはなんとなく察することができる。
人に感謝！
自分に感謝！
生きていることに感謝！
今日に感謝！
宇宙に感謝！
みたいなね、「感謝できる自分は美しい」的なはじまりは他者からの影響で
次第に自己洗脳により脳がバグるわけです。
『ネットでの発信はブランディングであり
影響力を持つには「憧れられるキラキラ存在にならないと」・・』
みたいな10年以上前のアメリカのビジネス書を
浅いレベルでかいつまんだような教えが未だに広がっているのかも？？
そんなに大げさに毎日感謝を宇宙に発信しなくてもええんやで！
感謝の気持ちは目の前の人に伝えればええんやでっ
「いただきます」の時に目の前の食事に関わっている人達想像するくらいまで
できたら既に相当あなた徳の高い人やで！
人は皆そこそこ善人でそこそこ悪人、喜怒哀楽あっていい
このブログでも何度も書いていますが
私自身が本で読んで胸に刻んだ言葉がこちら。
↓
「人はみんな そこそこ善良で、そこそこずる賢い」
その時の感情や状況でこの善良とずる賢い割合が変わるので
人は常に揺れているのです。
「いい人」と思われていてた人が急に事件を起こしたりすることもあるのが現実。
完璧な聖人になれなくていいじゃない。
ムカつく気持ちは「あいつムカつく！！！」って
ひとりの時に叫んで心の中でボコボコにしてさ。
あとはムカつく人に自分の時間使うのはもったいないので
そいつとは関わらないのが一番。
どうしても関わらなきゃいけない場合は心の壁を分厚くして
自分の感情を乱されない心の距離とりましょ。
嫌な奴ほどタフで強いからね。
関わるだけ損よ。
自分が善と悪に分離したり歪む前に、「赦せない」自分を許す
SNSやネットで理想の自分を光り輝かせる一方で
怒りに燃える自分、悲しみに囚われて動けない自分が
「別の自分をつくり出す」という闇が深くなっていく。
仮想空間で光と影のコントラスト強く分離した自分に
現実の自分が壊される前に
「赦せないと思う自分」を許しましょう。
私なんて何人心でボコボコにしたことか・・・。
「あいつ赦さん！！！」
でも、この感情も人間味でしょ。
まだまだ人として成長する「のびしろ」あるってことよ。
完璧な聖人じゃないからこそ人間なのだ
「アイツを赦せない自分」を許したら
アイツに向けた怒りや攻撃力を自分のプラスになることの方に
向けましょ。自分が1日に使えるエネルギーは有限ですから。
SNSやネット内はある意味 狂気の舞台
みんな何かを演じているし
演じている内に「演じている自分」と「ホントの自分」が
ごっちゃになったり。
半分フィクションで半分ノンフィクション。
舞台には「魔物」がいるのよ！
それが舞台そのものの時もあるし、
一緒の舞台に上がっている他者のこともあるし
自分が演じている内に魔物になることもあるわね。
はあちゅうさんって
圧倒的に徹底して「自分から見た世界」で生きている人で
本人はいつも本気で「これが正しい」と思っているんだろうなぁ
そして徹底して自分の欲や損得に正直に生きている。
と、勝手に彼女を解釈している私です。
彼女の強さの秘密が少しわかった気がします。
私、実は本棚にはあちゅうさんのこの本今でも持っています。
はあちゅうさんは人の裏の顔と表の顔をよく理解しているんじゃないかな？
自分の強みをつくる (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
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私も舞台に喰われない程度に
ダメな自分も抱えながら踊ってみよと。
では、また～☆
