「舌」にもあらゆる身体情報が現れているのですね!
舌なんて、舌苔くらいしか気にしたことなかった…BBAです。
しかも「舌を診る」といっても観察すべきところがたくさんあるんです。
舌は心と脾の状態を反映しているらしいんですが
それ以外にも経路を通じて
各臓腑の変調や不調のサインも現れるんですって!
BBAはまだまだですが
舌を診れば
- 人体の気血の盛衰
- 病邪の性質
- 病位の深さ
- 病状の進行状況
などがわかるそうです(すげぇ)
舌を診る時のポイントをまとめてみました。
⇓
舌に現れる臓腑気血の盛衰
まずはBBAが「これは覚えておこう」と思ったのが
こちら
舌のどの部分に臓腑の変調が現れるのか?
- 舌先(舌尖部) ⇒心(肺)
- 舌中央(舌中部)⇒脾・胃
- 舌の淵(舌辺部)⇒肝・胆
- 舌の付け根(舌根部)⇒腎
舌全体で1つとしか見ていなかったので
これは驚きました。
舌を診るポイント①舌体の形状
舌の形状も健康状態によって大きく変わるようです。
意識したことなかった…
幾つかわかりやすい症例を
- 通常より大きく腫れた舌 ⇒脾腎陽虚、心脾熱盛など
- 通常より小さく痩せた舌 ⇒気血両虚、陰虚など
- 歯痕舌(舌先や舌辺に凹凸)⇒脾気虚など
- 硬舌(舌全体が硬直し、舌運動が円滑でない状態)⇒脳の血管のつまり、脳出血の前兆など
- 舌をのばした時左右一方に舌が歪む⇒脳の血管のつまり、脳出血の前兆
などなど(まだいろいろあるよ)
舌の状態から脳内の変調もわかるなんて!
φ(..)メモメモ
舌を診るポイント②舌質の色
舌の色を診ると気血の盛衰がよくわかるようです。
- 淡紅舌(正常な血色)⇒正常・健康状態良好
- 浅紅舌(正常より淡白)⇒気血不足、血虚など
- 鮮紅舌(正常より赤味が強い)⇒裏実熱証など
- 深紅舌(舌色が深紅)⇒重症の内熱など
- 青紫舌(深い紫で乾燥)⇒陰液損傷など
色から見る診断は
「色のイメージ通り」なので“よみやすい”かも(^^;)
赤が濃いほど「熱」がこもった状態で
紫が濃いほど気血が滞った状態ってイメージです。
舌を診るポイント③舌苔の状態
舌苔はその色、厚さ、苔質に注意して診るそうです。
「白苔」と呼ばれる薄白色の舌苔が
薄く舌体が見え、津液によって舌苔に適度な潤いがある状態
⇒これが正常な健康状態
そうじゃない状態が見受けられたら
どこか身体に不調や変調が起こっているサインだよ。
毎朝の舌チェック習慣を
BBA私は朝起きて
自分の舌を鏡で見る前に
舌磨きをしておりました。
舌苔に重要な体内情報があらわれているなんて
知らなかったもんで…
これからはちゃんと舌を診てから
舌磨きしたいと思います。
身体って面白い!
見えない内部の情報がちゃんと見える部分に
サインとしてあらわれるなんてっ