どうやら…午後ローで見れたことが奇跡のような
今はあまり見るチャンスの無い作品らしい。。
ということで、DVD版とかにもなってない(?)ようなので
こんな雰囲気だよ~って映像・画像でお見せできませんが~感想いきますっ
⇓
【映画 逃亡者~感想】
一般に「映画 逃亡者」というと、ハリソンフォード版が思い浮かびますよね。
あっちのほうが「逃亡者」という名をほしいままにしている(^^;
でも~私が見たのは1990年版のミッキーローク主演のやつなんや~
逃亡中の凶暴犯+その子分2名
vs
突如彼らに家を占拠された一家(父母+姉弟)
この隔離・密室となった「普通の家庭」内で家族を守るために奮闘する父(アンソニー・ホプキンス)と紳士を装う凶悪男(ミッキー・ローク)の息の詰まる闘いっぷり…これだけでほぼラストまで走り抜ける作品っす。
結構 頭はキレるタイプのようですが、
私は凶悪犯で逃亡者である「彼」が 弁護士で逃亡の共犯である「女弁護士」を本気で愛しており、彼女の彼への愛も本気で信じていることに…マジでビックリしました!!
どう考えても、離れている間+FBIとマスコミに追われている間に…弁護士である彼女が冷静さを取り戻し「醒めて、褪めて、悲劇のヒロイン的愛が冷める」の目に見えてるやろ~~~~
そんな彼は「心理戦は得意だ」と言ってたことも、悲しく響いてくる。。。
偶然なのか、必然なのか…逃亡犯三人は親分も子分2名も「同じ最期」を迎えます。
特に子分①と親分の最後はまったく同じ…あの時、銃を置かなかったのは、信仰による「自殺の回避」だったのでしょうか??
弱き・一般人=普通の父 をアンソニー・ホプキンスが演じていることに若干違和感を感じつつも、あの状況であの冷静さと精神性を保っていられるのはやはり「彼しかいない」のかもしれないと最後は納得しました。
「燃え上がった男女の愛の儚さ」と「家族の愛と絆の強さ」のコントラストがえぐい。
それに超美人な彼女が、無意味に何度も「胸全開ポロリ」させられてて…これは「この美人女優を脱がせたい」という制作側の闇の意図を感じる造りになっております。
物語上必要には見えないし、「なんでここでノーブラなの!?」「なんでここで前全開なの!?」っていう強引なポロリシーンばかりなんで…本来要らないカットじゃね⁇
ミッキー・ロークは色気と狂気が混沌として同居してるよね。
人としてぶっ壊れる ギリギリを走ってる感じ…出てるわ~さすが看板俳優さんや~