これは…「今と過去に満足できていない人」~「過去の自分に囚われている人」是非とも見て欲しいと思う映画っす。
【映画 16ブロック~感想】
人は変われるか?
今から理想の人生を手に入れられるか?
過去の過ち・過去の選択への後悔、理想とは程遠い現状、
そんな苦悩を抱え、希望を持てずに「どうせこのまま」「どうせ私は…」と思っている人に 作中のエディの詞を通して問いかけてくる映画です。
どうして主人公の刑事ジャックがあんなに酒浸りのアルコール依存で 廃人のように生きているのか…謎だったのですが、最後にやっとその理由が判明します。
『自分で自分が赦せない』故に酒で自分を誤魔化し、堕落して自分を痛めつけていたのですな(;;)自分の中で自分を責め続ける声とずっと闘っていたのでしょう。。
命を狙われているエディは最悪の状況でも「これはいい兆しだ」と非常に前向き。
それは恐怖と不安の中 無理にでも自分を奮い立たせている感じだった。
でも、この自分への声掛け大事だと思う。
エディはなんだかんだで自分を救うと同時にジャックのことも救っていたのだから。
言葉に出すと、周囲にも影響与えるよね。
ここ最近みたなかでは一番好きな「相棒モノ」かもしれない。
ふたりとも超ボロボロだけど。
理想の自分を描き続け見失わないならば、
理想の自分に集中し続けるなら、
過去も環境も超えて「人は変われる」んだと思えた。
「私はこうなる」に焦点を合わし続けていれば、周囲・環境・社会に流されることなく 自主性と主体性をもって生きてゆけるんですな。
ありがとう、エディ。
過去から逃げない事が如何に大事かを教えてくれたジャックにも「ありがとう」