第68首も最後の部分だよ~結びの一節
◆カタカムナ第68首を詠む
※声に出して音を響かせイメージしましょう
トヨホイホ カムナガラ オホカム カエシ ワケ カエシ
イキトキ オホワ カエシ スベソラ
カムナガラ オキハヒ オキナギサキ アヤオキツ
アカユラ ハユタヘ
アヤオキツ→アカユラ→ハユタヘ (‘~‘)
この流れ何が見えますか??
◆一音一音の示し
「ハユ」
- ハ(引き合う、正・反)
- ユ(湧きだす、諸々の万象に出現する)
「タヘ」
- タ(分かれ出る、独立発生、正反に発生)
- ヘ(~へ・方向・対象・帰着点、縁、外側、外殻、辺り)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆ハユ+タヘ とは
「ハユ」
- (引き合う)正・反に湧きだして
- 正・反に諸々の万象に出現して
↓
「タヘ」
- (正反親和状態から)独立的に分かれ出て
- 方向性を持つもの(存在)へと成っていく
◆すべては「正・反」の関わりが織りなす模様
全ては「対発生」「対生成」からハジマリ
その時「ハユ(発育・成長・繁栄)」に向かうモノと、
「タヘ(絶えて)」しまうモノがある…「対消滅」かな?
↓
対生成+対消滅にしても
”顕在となるものと潜在となるものがある”ってことじゃないかと私は考えている。
我々の体内でも毎日細胞が死んでは生まれているものね。
新陳代謝のことでもありそうだし、
大アマ宇宙~小アマ(人体内)の陰陽の関わりのことでもありそうだし。
「カエシ」という言葉の重要性からも
陰陽・正反・表裏この複雑なカカワリによって
万物万象が織り上げられていく感じ伝わってきますな。
(つづく)