Wow! 私の中で進化論や遺伝に関する認識が揺らいだ。
パンダって・・・見た目は熊(肉食獣)ですが
ずっと笹喰ってるので、てっきり消化器系は草食対応しているのと・・・
特に笹の消化は得意に笹特化消化器系に進化していると思ってた(><)
※ちなみにトップ写真のパンダはこちらです
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そんなことじゃないの、
大事なことは
パンダが200万年もの間、
口にするのは99%笹という頑固な笹喰いのくせにぃぃぃぃ!
消化器系は未だに草食に対応していない
典型的な肉食獣の消化器系のままなのだ!
そうなってんの!?
200万年も食ってるんでしょ。
しかもしつこいくらい笹喰ってるのに・・・
喰ってるモノほぼ笹なのに・・・
200万年も時間があったのに何故進化しないの??
そんなグワングワンする私の脳内で
このことについていろいろ考察してみた。
パンダと笹と月一回の悶絶排便
私の驚きに共感してくださるみなさん、こんにちは。
自分の無知を恥じ、いろいろなことに積極的にぶつかっていっては
「今まで」をぶち壊され続けている独女BBAこと私です。
お恥ずかしいのですが、私は
「パンダは笹を喰うために最適化された消化器系を持った
生息地でのエサ環境に対応した進化をした草食の熊」
ってずっと思っていたんです。
ところが、こちらの本を読んで
私のパンダに関する認識も進化生態学もガラガラと崩れるのです。
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いや、別にね
肉食獣の消化器系のまま「笹しか食わん!」
という生活スタイルでも特に問題ないなら
なんの疑問も持たなかったんですよ。
人間みたいな雑食に対応した消化器系だってあるしね。
ところがですよ
200万年も前から笹を食べ続け、
口にするのは99%笹だけだっつーのに
笹とパンダの関係が泣けるんですよ(;;)
200万年もの間
パンダは笹を食べ続けているが
消化器は未だに
草食に対応していない。
そのため、
食べた笹のほとんどは
そのまま排出される。
この先である。
この先の記述に私は「なんで進化しないんだ!?」と叫んだ。
1か月に1度
腸を一新するために
「粘膜の塊」を排出せねばならない。
この時の痛みは凄まじい。
腸を一新する仕組みができている分は
変化・進化しているように見えるが
その時に「凄まじい痛みを伴う」なら
もっといい変化や進化があったのでは・・。
そもそもエサを1つに限定する危険性も高い。
現に笹という植物は数年に一回一斉に枯れるそうだ。
どう考えても「笹だけ」に依存した食のスタイルはリスクが高い。
森での肉食獣同士のエサの奪い合いをさけた結果か?
どうやらパンダはもともとちゃんと肉食獣だったよだ。
でも森の中で同じ肉食獣とのエサの奪い合いをさけて
場所を移動し、最終的には笹を主食にするようになったという説がある。
今は手厚く保護されているし
あの可愛い見た目も生きる蘇生術的進化なのかも?
上野動物園のHPによれば
笹や竹だげでなくリンゴやトウモロコシも時々食べてるそうです。
でも肉や魚をガンガン食べたりはしないようだ。
エサの奪い合いで他の肉食獣に襲われて死ぬリスクよりも
笹を喰うことでのびのび暮らす方が確かに賢い。
そのためなら1か月に1回の凄まじい排出時の痛みに耐えられるのかも。
私の考察:草食の消化器系情報を得るために草食動物を喰うべき
草食対応の消化器系に対する情報が遺伝子に必要なのではないか?
大事な「草食動物の消化器システム」の情報を得るためにも
草食動物を適度に食べる必要があるのかも?
草食動物が遺伝子に蓄えている
草食消化システムを拝借するチャンスがないか
極端に少ないためにデータ不足なんじゃ・・・。
何となく
便秘や下痢でトイレで孤独な死闘を繰り広げる時
パンダのことを思いだしてしまいそうだ。
おしり破けるかと思った!!
みたいな時ね。
パンダに穏やかなお通じを(;;)
頑張ろうぜっ
では、また~☆