世の中がトゲトゲ・ギスギスしている、
この流れをつくっている根源は何でどこにあるのか?
なんとかできるのか?を知りたくて読んだ本。
この1冊を読み終え震えております。
これからこの「攻撃」は加速していきそうなので
今後の自分の穏やかな生活のためにも読んでおくべき1冊です。
精神科医の著者が被害者とのカウンセリングを通して
見えてきた加害者と被害者と社会に溢れる攻撃欲の強い人の
心理や鎖のような関係が見えてきます。
そんな中で今回は
いじめ・モラハラ・パワハラ・DV・マウンティング・フレネミーなど
攻撃欲の強い人達のターゲットになりやすい人の特徴を知ることで
ターゲットにならないように彼らから身を守ろうという防御策を。
ターゲットに狙われやすい人というのもね
誰でもその特徴をもつ可能性あるんですよ!
本を読み終えて思うのは
世の中ほとんどの人が半分は攻撃欲の強い支配型の人で
もう半分は攻撃欲の強い人にターゲットにされる人(他人の評価を求める人)で
でいているんじゃない!?
ってことです。非常に恐ろしい仮説に至った・・・・。
どっちにもなりたくない!!!
だからこそ、意識をしてどっちにもならないように自分を保つ必要あるんです。
ここを無意識に丸投げしていると どっちかの人間になっているはず・・。
「自信のない人」がターゲットになる
- 自信がない人
- 自尊心が低い人
- 自己主張できない人
- 自分をうまく守れない人
- 他人に合わせる人
こういった人は攻撃欲の強い人・支配欲が強い人に狙われやすいです。
彼らの恐ろしい嗅覚により
表面上では虚栄をはっていても
もっと心の奥にある部分に気が付くようです。
弱く・おとなしく・優しい人は特に彼らの望んでいる相手なのです。
抵抗も反抗もしないので
罪悪感を徐々に刺激し支配下に置くには好都合のようです。
「自信の無さ」はこういった形で現れる
これは自分でこまめにセルフチェックしたほうがいいと思い
心にφ(..)メモメモした。
①権威への恐怖
自分より強い相手を前にちぢこまってしまう。
相手に敵視されたり、嫌われることを怖れてしまい
本心とは違っても相手に従ってしまう。
②罪悪感を抱きやすい
自信がない人ほど責められると
相手の苦悩や不幸の責任が自分にあると思い込んで
その償いをしようとする。
相手や周囲に引け目をかんじたり遠慮してしまう。
③愛情欲求が強い
愛情欲求とは拒否される恐怖と対になっているそうだ。
拒否される恐怖が強い人ほど、愛されたい・受け入れて欲しい欲求が強い。
必要とされたい・・
認められたい・・
求められたい・・・
と自分の存在価値を他人の評価においてしまうようだ。
ここで私は気が付いた。
かつての苦み走った人生をひた走ってた私は③に丸はまりや!!!
どうりでモラハラ男、フレネミー、パワハラ上司に悩んでたはずや!!
周囲から好かれたくて「いい人」であろうとする人は要注意
これ、私がまるっきりこの思考に陥って
実際に攻撃欲の強い人ホイホイになっていた経験あるから
マジで当てはまる人は気を付けて!
自分が思う誇り高い生き方ではなく
周囲からみた「いい人」「優しい人」「頼りになる人」であろうと
頑張っている人は危ないで!
他人の目にうつる自分、
他人が自分をどう評価しているか、
ばかり気にしていると自分の判断に
どんどん自信が持てなくなっちゃう。
↓
自信がなくなると
自分の価値への不安が増大して
他人からの評価に依存するようになる。
↓
他人から認められたい、
他人から求められたい、
他人から必要とされたい、
他人から愛されたい。。。。
↓
他人にとって都合のいい
「いい人」になって自分を失ってしまう。
自分ではなく他人のために生きる人になる。
周りから必要とされたくて、好かれたくて
常に誰かのために役に立とうとし、
そのために自分が犠牲になることさえも「いいコト」美徳のように
感じていたらもう魔の手の中に捉えられている可能性大や!
この話は次の本題の前ふりなのです。
この先もっと怖い話に入っていきまっす。
では、また~☆
身を守るのも大変や!