深夜に世の中の闇を覗く徘徊BBA私です。
バックス〇リートボーイズの生みの親と言われる
プロデューサー兼マネージャーがとんでもない人物だった!?
BBAは無知なので、この大スキャンダル事件を最近になって知りました。
それもこちらの番組で
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※プライムビデオで視聴しました
このヒストリーチャンネルの番組は
日本だと「世界丸見えテレビ特捜部」で
よく取り上げられています(^^)
(でもだいぶ再編集され短く紹介されてるよ)
では、世界を騒がせた詐欺師「伝説のビッグ・パパ」を見ていきましょう。
- アメリカを震撼させた詐欺師:伝説のビッグ・パパ
- はじまりは1980年に立ち上げた事業の失敗
- 1986年 富裕層相手の航空事業をはじめる
- 飛行機のない航空会社を使い投資詐欺をはじめる
- 更なる大金を求め「偽の投資信託」をはじめる
- もっと有名になる為、音楽業界へ
- ビッグ・パパの詐欺の崩壊
- 巨額詐欺の代償
アメリカを震撼させた詐欺師:伝説のビッグ・パパ
バックストリートボーイズやイン・シンクの生みの親である
そんな彼が実はとんでもない詐欺師だった!?
1990年代のルーは成功者だった(表向きは)
航空産業の資本家で投資の権威であり
音楽業界でも数々のボーイズグループを成功させていた。
まさに大金持ちでやり手の「ビッグ・パパ」だった。
”彼は口が上手く、人を操る才能を持っていた”
そんな彼の「新次元の信用詐欺」の手口を
今夜の『深夜の闇歩き』では追っていきたいと思います。
はじまりは1980年に立ち上げた事業の失敗
失敗っていうか、彼にとっては「成功」だったかも。
ルーは「エアシップ・インターナショナル」という
飛行船広告ビジネスの事業を立ち上げた。
飛行船に関する専門的な知識も無しにはじめた会社だった。
ボディに巨大広告をペイントした飛行船を飛ばし広告料を得る
派手なことが好きな男の閃きだったんだろう…
口の上手いルーは「ジョーダッシュ」との契約を得る。
黄金にペイントされた飛行船は
そのペイントの重みで離陸後すぐにスピンし
フォレストヒルズに墜落(--;)
幸いにも死傷者はいなかった。
このことがルーにとって大きな転機になる。
彼は250万ドルの保険金を手に入れ、
飛行船広告の事業からはすぐに手を引いた。
大量の現金に興奮した彼は
高望みの生活を満たすため詐欺を計画する。
1986年 富裕層相手の航空事業をはじめる
「トランス・コンチネンタル航空」
富裕層に飛行機を貸し出す会社をはじめたのだ。
彼はパンフレットを見せ富裕層にこう吹聴する。
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これがとんでもない嘘で
彼がパンフレットに使った写真は、
エアプレーングッズ リアルサウンドジェット ディスプレイスタンド付き ANA飛行機模型 MT456
このような飛行機の模型の機体を指でつかみ、空をバックに写真を撮影して
”空を飛んでいる所有機のように見せかけた写真”を使ったのです(^^;)
実際にどうやって稼いでいたかというと
他社からレンタルした飛行機に自社マークを貼って
「また貸し」で顧客に貸して儲けていたのです。
飛行機のない航空会社を使い投資詐欺をはじめる
更なる大金を求め、ルーは自分の航空会社を使い
大規模なポンジスキームを開始!
自分の航空会社(自社保有の飛行機は1機もない)を
”収益が見込める成長株だ”
”年間収益は7800万ドル!”
と吹聴し多くの投資家を騙し出資させた。
書類上は資産に見えても実際には何もない
この会社の株を買いたがる投資家が殺到(^^;)
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ここで集めた金を元に
ルーは多数の怪しい商売をはじめる
- シガークラブ
- 芸能事務所
- 旅行会社
- ステーキハウス
でも、”大金を集める為”の次の手は「偽の投資信託」だった。
更なる大金を求め「偽の投資信託」をはじめる
航空会社の社員の貯蓄だと嘘をついて
その後10年で彼は1500人以上の投資家から
「貯蓄制度に」と9500万ドルを集める!
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1992年 フロリダ州オーランド
詐欺師ルーは偽の航空会社とポンジスキームで
資産を貯め込むことに成功していたが更なる欲望が膨らむ。
もっと有名になる為、音楽業界へ
「もっと有名になる為」彼が目指したのは
音楽業界でも成功を手にすることだった。
当時、話題になっていた「ボーイズグループの成功」に目をつけ
- バックストリートボーイズ
- イン・シンク
- O-TOWN
- テイク5
彼がプロデュース&マネージメントしたグループが人気に!
だが彼はバンドメンバーに収益を渡さず
うまいことを云って金を独り占めする…
だが、遂に彼らも気が付く
「俺たちが稼いだ金はどこだ?」と、
そして1997年までに自分たちが稼いだ金がもうどこにもないと…
騙されていたことに気が付いたメンバーたちは次々と訴訟を起こす。
このことでビッグ・パパの詐欺は崩壊し始める。
ビッグ・パパの詐欺の崩壊
手がけたボーイズグループのメンバーから次々に訴訟を起こされ、
その間にもポンジスキームを維持する為に多額の金を必要とする
ビッグ・パパことルーは次に映画界に手を出すが失敗!!
詐欺の崩壊がはじまる。
2006年に金の工面に困り果てたパパは会計士を雇う。
ルーの会社の書類に目を通した会計士は詐欺の痕跡を見つけ、
これまでの書類にあった会計事務所に慌てて電話をすると…
その会計事務所というのはルーがつくった嘘の会社だと判明(@。@;)
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会計士が州の監査人に報告し、
ルーの事務所に査察が入る
2007年 ルーの詐欺が報告され、
彼が詐欺で集めた金が3億ドル以上であることが明かされた!!
巨額詐欺の代償
長年に及ぶ、被害者数1700人以上・被害額3億ドル以上の
この巨額詐欺を働いた詐欺師ルーには25年の刑が言い渡された。
服役中の2016年8月
心臓の感染症でルーは獄中死した。
う~~~ん、
結局は騙された人達は泣き寝入りなのかぁ
どれだけ詐欺師が逮捕されても詐欺が無くならない理由がここにあるよね。
世界を騒がせた詐欺師を見ていると
「もっともっと大金を」っていう湧き上がる金銭欲と
権力と名声も強く求める姿が共通してますね。
そんで結局、ポンジスキームに手をだすんですなぁφ(..)メモメモ
口が上手い、目立ちたがり屋にはご注意を~
では、また(--;)