この女性は重要人物ですが、メインはイタズラ電話をかけては
困っている人達の様子を笑い飛ばし動画をアップしている少年たち…
なんや、こいつら!!
ってくらい悪質ないたずらで見ず知らずの人達を
からかってはSNSに動画をアップする少年4人組
そのイタズラの代償を払うことに…
映画ドント・ハングアップ~あらすじ
深夜の3:23
「コルバインさん、警察です」
「あなたの家に容疑者が2人逃げ込んでいます」
「電話を切らずに、指示に従ってください」
電話を受けたコンバイン夫人は大慌て
夫は仕事で不在、幼い娘は子供部屋で寝ている
なんとか娘を助け出さなくてはっ
物音がしたので
電話を放り投げて
娘の元に向かった夫人
放り出された電話からは
「まんまとひっかかったな~」と男たちの笑い声が…
そう、これは「いたずらモンキー69」という
少年4人組がSNSにアップする動画を撮るために
やったイタズラ電話だったのだ。
「いえ~い、いいねを押して動画を拡散してくれ」
とノリノリで盛り上がる4人の動画は
アクセス急増に
友達申請も急増
彼らにとっていたずら電話は日常茶飯事
そんなある日、イタズラモンキー69のメンバー
サムの家にブレディが遊びに来て
2人はまたイタズラ電話で人をからかっては笑っていた…
ピザ屋に嘘の注文をして近所の家に配達させたりしては
その様子を動画にとって大爆笑
調子に乗る2人は
また別の相手に電話をかけイタズラを楽しむのだが
電話にでた男が変なことを言いだした。
「楽しいか」
「こっちもこれから楽しくなりそうだ」
「イタズラ電話して動画をアップして、人の恥や痛みを笑い飛ばす君たち」
「私のような人間が思い知らせてやるべきかもな」
何だこいつ、ガチャとブレディは電話を切ってしまう。
そこから、何度もサムの家に電話がかかってくる…あの男から
1時間以上も鳴りっぱなしの電話に
さすがに嫌気がさして出たブレディとサムは
あの男に二人の名前と家と電話番号も知られていることに驚く。
ここから「あの男」による
迷惑動画少年たちへの復讐がはじまる。
電話を切ってもメールで指示が
添付されていた画像には犯人に拘束されている
ブレディの両親の姿が…
「電話を勝手に切れば、両親を殺す」
”動画をあげるのは目立ちたいからだろ
注目を浴びたいだ
自分たちが頭がキレると思い知らせたいんだろ
今夜、私は君達に集中する”
電話の男が仕掛けてくる「恐怖」から
2人は逃れることができるのか?
男は一体何者なのか?
人の痛みや恥を笑い飛ばすもの達が払う代償
電話の男が彼らのイタズラでどれほどの痛みを負ったのか…
それがわかると少年達が受けたのは
「当然の報い」に思えます。
エンドロールの先まで見て欲しいのですが
迷惑動画やイタズラ動画で
「人の痛みや恥を笑いものにし、自己顕示欲を満たす者」達への
復讐は継続されていきます。
SNSで顔出しして目立つということは
全てをさらけ出している状態と同じ。
私はここにいて、こんな事してますよ~見てみて~
彼らのような迷惑いたずら動画をあげていれば
被害者に「僕を見つけて~」って云っているようなもの。
少年4人が払った代償は6人分の命と
もう1つ「長く続く苦痛の人生を約束する烙印」
自分たちの命と人生以上の代償を払ったのです。
ここ重要!
人を笑い者にする人間は仲間も裏切る
もう、ゾッとするくらい
こういった「人を笑い者にしてバカにする奴ら」って
こんな奴らなんだぜ~を表現してくる(;;)
彼らがSNSにアップする動画の為に
行なってきた行動を見ればわかるけど
そもそも「自分のことしか考えない」人達なので
仲間でも友人でも平気で裏で裏切っている…
ブレディはサムの彼女と浮気して
しかも行為を動画撮影までしているからね。
これもいつかアップする気だったのかもしれない…
イタズラは時に人の命も奪う
この映画が訴える
もう1つのみんなが知って考えるべきこと。
イタズラや人を笑い者にした結果
人の心を深く傷つけたり
事故につながり人の命を奪うこともある。
たぶん少年達は
「イタズラで人を殺す気は無かった」というだろう。
言うだろうし、確かにそこまでの悪意はなかったはず。
でも「悪気がなかった」「そんなつもりはなかった」では
許せないし、赦されないことも起こるのだ。
これは心に留めておかねばいけない。
「サプライズ」と称するドッキリも同じ。
人を驚かす時は、そのことで起こるあらゆる結果にも責任を持たねば。
創造力が無い者にSNSでは悪魔が囁く
創造力が無い人がSNSで注目を浴びようとすると
結局は「悪目立ち」の方向に進んでいく。
実際の自分よりも大きな存在に見せようと
カブいて嘘だらけの経歴や生活になったり、
迷惑行為・イタズラ動画をアップしたり、
人の欲につけこんだ誘導をしたり…
SNSは創造力のない人間が目立とうとすると
途端に悪魔が寄ってきて肩を抱いて語りかけてくるのだ。
SNSこそ「ありのままの自分」等身大の自分で
日々の延長で楽しむのがちょうどいいのかも。
「優れた私」じゃないからこそ価値があるのかも!
でも創造力は欲しいので
いろいろなことを知って脳内に素材集め頑張ろうっと。