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【映画部】ビッチ・ホリディ~感想:パパ活女子と金おじさんの「まっ白なモノは汚したくなる世界」

ビッチ・ホリデイ(字幕版)

このキラキラインスタ美女の写真をよくご覧ください…

まっ白なビキニの金髪美女の足と手は血で汚れているのです。。

拝金主義世界でキラぶく人達を鋭い視線で描いた作品

 

 

映画のタイトルとプライムビデオの紹介文を読んだ時は

パパ活女子がどんどんその世界から抜け出せなくなる話なのか?

と思っていたんですが、もっと深く抉ってました…

もっとリアルだった。

 

ビッチ・ホリデイ(字幕版)

ビッチ・ホリデイ(字幕版)

  • 発売日: 2019/06/05
  • メディア: Prime Video
 

 

ホントにこのポスター素晴らしいわぁ

表現として秀逸

 

 

映画ビッチ・ホリディ~あらすじ

20歳のサーシャは若く美しい金髪美女

パパ活愛人契約で

現在はギャングのボスの愛人として

キラキラした生活を満喫中

 

ギャングのボス・マイケルとバカンスを過ごすため

世界屈指のリゾートにやってきたサーシャ

マイケルはギャング・ファミリーと先に現地入りしており

マイケルが迎えにくるまでお買いもの~

 

そんな時ハプニングが!

サーシャが自分のカードで支払おうとしたら

店員から「カードが無効で使えません」といわれてしまい

恥ずかしさと悔しさで

預かっていたギャングの現金から

勝手に300ユーロ借りて支払ってしまう。

 

そのことを迎えにきたマイケルの部下に話すと

「君は何才だ、可愛い女は貢いでもらえて、何をしても許される

ちょっと笑って、しゃぶればいいんだ」

「それが世の常だろ、俺のを咥えるか」

といわれ頬を打たれ車を降ろされる…

 

その後はマイケル達と合流し

マイケルの借りているヴィラに着くなり

パンツを脱がされるサーシャ。。

 

豪華なヴィラで派手にバカンスを満喫中

サーシャはアイス店で出会ったヨットで暮らす青年トーマスと仲良くなる。

 

薬入りの酒を飲まされ

意識を無くしてはマイケルのおもちゃにされるサーシャ。

時にはイライラしたマイケルに

モノのように乱暴に扱われ壊れる寸前に…

 

自分の若さと美貌に鏡を見てはうっとりするサーシャ

マイケルに飼われることで、金持ちの暮らしを手に入れた彼女だが

いつもどこか心は満たされない渇きを感じている。

 

そんな彼女が若くハンサムな好青年トーマスに惹かれていき…

そのことにマイケルが気がつき

ある事件が起きる…

 

自分を売ることで

お金と豪華で贅沢なインスタ映え生活を手に入れたサーシャは

トーマスと出会ったことで

「自分が戻れない世界に堕ちた事を知る」

 

パパ活愛人女子のキラキラ虚無世界

キラキラした金に物言わす贅沢な生活にひたるほど

彼女の中で「渇き」が大きくなっていくのがよくわかる。

 

男性に向ける営業スマイルと

鏡で自分の美貌をみてうっとりする以外は

マネキンのように表情が「無」なのだ。

 

あの冒頭のクレジットカードのシーン

彼女は愛人パパがいないと生きていけない

って状態をよく表現している。

そして、極度の見栄っ張りであることも。

 

ギャングのボスであるマイケルに

乱暴に襲われ、上にも下に突っ込まれ

酷い扱いを受けるシーンのカメラ側の「渇いた目線」

金と共に暴力に支配された女を写しだしてる。。。

 

外に向かってキラキラした自分を見せるほどに

内側は酷く摩耗しカラカラに干からびていく感じ…切ない。

彼女の髪は「染めた金髪」なのだ、地毛は濃い茶色。

 

だんだんと現実が虚無の贅沢生活にのまれて行った結果

彼女はその手を他人の血で染めても平気になっていく。

一度堕ちたら、どんどん深く堕ちていくしかないようだ。。

 

独り静かに海を眺めるマイケルのシーン

このシーンが後半の流れの鍵になっていると思う。

マイケルの持つ「むなしさ」が詰まっている(;;)

 

マイケルも自分が闇世界で大金を手に入れ

金が無いと人も女もよってこないことは自覚していた。

そんな彼の心を

若くハンサムで純粋な青年トーマスが逆撫でしてくる。

 

サーシャが惹かれている青年は金持ちではない。

以前は販売員をしており、その時の経験で

「他人をうまくだませると危険な高揚感が湧いてくる」

「世の中すべてが虚偽で回っている気がしたよ」

こう思うようになって

心に憎悪の感情が生まれて

ある日すべてを捨てて船を買い

船で世界するようになったという。

 

そして、決めたという。

「今後は何をする時にも感情をないがしろにしないって」

 

この青年の眩しさが

マイケルの劣等感・敗北感を刺激するのだ。

 

拝金主義世界で闇を知り、その闇から抜だしキレイに生きる青年

自分の愛人サーシャも金無しに彼に惹かれている…完全なる敗北

 

マイケルが実は「拝金主義世界の勝者としての生活」に

むなしさを感じているってのがこの独り海を見つめるシーンの

背中に出ている気がする。

 

オープニングの金髪おばさん踊り子

オープニングで登場する

金髪のおばさん踊り子…白塗り目を見開きメイク…

これはもしかしたら

サーシャの未来の姿だったのかも。

というよりも現在のサーシャで人生の分岐点を

思い出しているのか?

 

20歳のサーシャは若く美しい

ギャングのボスでこれまで

美女愛人を何人も作ってきたマイケルも認める美貌だ。

 

でも、彼が「今度のお姫さまは」というように

若さが失われた時点で捨てられるのだ。

お姫様だから高い金を払って側に置く価値が有る。

 

だから、若さが無くなったら

サーシャはどうやって生きていくんだろう?と疑問だった。

今思えばあのオープニングの映像が答えだったのかなぁと。

 

マイケルとサーシャの関係を目の当たりにした途端

トーマスもサーシャのことを「ゲス女」呼ばわりだったしね。

彼女に触られるのも、近寄られるのも凄い拒否具合だったし。

 

サーシャも「まっ白な存在」に耐えられなくなっていた

マイケルが純粋な青年トーマスに

この世界の汚れを見せ、その白い心を汚そうとしたように

サーシャもまた「まっ白な存在」に耐えられなくなっていた、

彼女も気が付かないうちに。。

 

トーマスから「ゲス女」と汚い者のように扱われ、

マイケルとの奴隷契約で屈辱的な事をされても愛想笑いを浮かべる姿を

「病院に行け、頭がおかしい」と言われ、

サーシャの中で目の前の「白い世界の存在」が許せないものに…

 

羨望のまなざしを受けるために

今まで自分を犠牲にしてきたのに

トーマスの言葉と態度は耐えられない屈辱だったんだろう。

 

どんな生き方をしていようとも

人間は生きている限り「誇り」を持ち続けている。

そこは忘れないでおこう。

 

「どんな私でも愛してくれる」

「この世界から王子様が救ってくれる」

この世のもう1つの虚像に気が付いた姫なのでした。

 

どっちの世界で現実を受け入れ生きていくか

覚悟がきまったサーシャなのかも、ラストシーンの彼女。

 

BBAの闇:マイケルと世の中見る目が一緒だった…

私自身もマイケル寄りってことを自覚したのは

マイケルがトーマスに語った言葉たち

”トラブルがあるから世界が回る”

”苦しみがあって、生きる喜びがある”

 

だから世の中にトラブルを、

人に苦しみを、

もたらす行為を「よし」とするわけではないけど

「世の中そういうもんだろうな」って私も思って見ている。

 

私も真っ黒ではない濃いグレーゾーンに生きているのだろうか?

真っ白より…汚れが気にならないから…それもいいのかも。

 

 

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