プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画部】ライン~感想:「呪いの伝言ダイヤル」ネットで永遠に生きる自殺者の怨念

ライン

蜷川実花さんかと思ったら大河内奈々子さんだった…

1999年の日本ホラー映画ですが

『電波』を媒介として怨念が人を追うという興味深いお話。

 

 

時間も1時間ちょいと短く

なのによくまとまっていると思います。

 どこかリアルに感じてしまうお話です

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  • 発売日: 2020/11/19
  • メディア: Prime Video
 

 

 

映画ライン~あらすじ

中高生の自殺が相次ぐ事態が話題になっていた。

1999年

携帯電話やネットが身近な存在となり

中高生の間で「呪いの伝言ダイヤル」の噂が広まっていた。

 

噂を聞いた女子高生たちが

ふざけて「呪いの伝言ダイヤル」に電話をかけてみると…

本当に折り返しの電話がかかってきて

「呪いたい相手」を告げると

数分後にその相手の少女が校舎屋上から飛び降り自殺を。

 

雑誌記者の佐藤冬子(大河内奈々子)は

未成年の自殺を防ぐため

自殺の特集記事を執筆中だった。

 

「呪いの伝言ダイヤル」の噂を聞いた

先輩記者により冬子は「呪いの伝言ダイヤル」により

自殺した女子高生の学校に潜入取材に行かされる。

 

「呪いの伝言ダイヤル」に電話した子の友人の案内で

制服を着て校内に入り、現場の写真を撮りながら

少女たちに話を聞き取材していく。

 

潜入した高校で冬子は

高校生だった時の自分と親友の姿を見るのだが…

 

取材を終え、「呪いの伝言ダイヤル」を調べ始める冬子

伝言ダイヤルの主「ベルトモ明夫」に話を聞くため

冬子は「呪いの伝言ダイヤル」に電話しメッセージを残してしまう。

 

同じように先に伝言ダイヤルに電話した先輩に異変が起き

冬子の周りでも奇妙なことが起きはじめる。

 

「呪いの伝言ダイヤル」の呪いは本物なのか?

メルトモ明夫の目的は何なのか?

彼の正体を知れば、呪いを止められるのか?

 

冬子の取材は思わぬ方向に進んでいく…

 

「呪いの伝言ダイヤル」のルール

「呪いの伝言ダイヤル」4242*****へ電話し

自分の携帯番号をメッセージに残す。

自分の携帯に「メルトモ明夫」から折り返し電話がかかってくるので

そこで10秒以内に「呪いたい相手」の名前を告げる。

 

この時、相手の名前を言わなかったり

嘘をいうと自分が死ぬことになる。

その後数日のうちに

呪いが実行され、人が死ぬ。

 

ふざけて電話したけど、「やっぱやめます」は通用しないのです。

伝言のこした時点で相手か自分が死ぬことが確定する恐ろしい設定。。

 

1999年の話ですが

正体不明の相手への伝言ダイヤルに

自分の名前と携帯番号を音声メッセージで入れちゃうことに衝撃!

個人情報意識が低くガバガバや~

 

誰も電波からは逃れることができない

印象的なセリフに

 

”電波は目に見えない

電波は切断できない

誰も電波からは逃れることができない”

 

ってのがあって

なるほどなぁと思いました。

 

ただ描写ではしっかり「電線の中を移動」してたんで

やはり最後は物質的なものが強いのかな?と思ったり。

 

2020年確かに人々は「電波」無しでは生きていけなくなっているよなぁ。

1999年の比じゃないぜ~と思う私です。

 

電波に中で「生きる意思」があるなら無敵っすよ!

物質的な肉体を必要としないので

瞬時にどこにでもイケるし、情報も操作し放題や~

 

電波を操れるというか

そもそも意志ある電波なんで

人を心臓発作に追い込めるようです。

電磁波攻撃か?!

 

ベルトモ明夫は成長し続ける「怨念」

そもそもはひとりの少年だった明夫君ですが

自殺後、彼の怨念は自信がつくった「サイト」で生き続け

今はネット内に生きる「怨念」となったようです。

 

彼のこの事態をしる人物によれば

 

”明夫は心の傷につけこんで入ってくる

心の闇をのみ込み、増幅していく

人間の欲望が有る限り、明夫は成長し続ける”

 

そして、「あらゆるLINEに乗ってやってくる」そうだよ。

 

ほほ~

PCが有線接続だった時代なので

LINEに乗ってやってくるが「電線」の表現だったようです。

 

”ネット上に書き込まれた情報は消えない”

ってのも「はっ」とした。

自分で消したつもりでも、どこかには残ってしまう。

だからネットに書き込まれた「怨み」も消えることなく存在し続けるんだって。

 

呪いが実行されても

ネット内に書き込まれた「怨み」は消えず

たまっていく一方なの!?

なんか、ここ重要じゃないっすか。

 

ネット上は「取り消し不可」の世界

確かに怖いよね。

人は変わるし、思考も感情も変っていくのに

その時書き込んだものは「その時」のまま保存され続ける。

だから、明夫(怨念)は成長する一方らしい。

 

そもそも、明夫の呪いに「解く」って設定が無いじゃん!

「赦す」も「取り消し」もない

双方向じゃなく一方通行な取引なのです(取引でもないけど)

 

BBAの感想:PC画面に出る砂嵐映像怖いっす

テレビ画面じゃなく

PC画面に砂嵐映像が出ててめっちゃ怖かったです。

 

それに映画の冒頭に流れる

ネット空間、LINE内を移動しているイメージ映像が

なかなかよく出来ていてリアルな感じがしました。

 

あと、死んだ人も生きている人に見えにだけで

普通に私たちの世界でそのまま存在している描写も。

 

1時間ちょっとでここまでまとめる制作陣すごいぜ~

 

 

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