面白い! 脚本凄いぞっ
話がトリプルアクセルなんだぜ~
この主演に「やられた」
とにかく、見て欲しい
極上のサイバー犯罪サスペン映画です。
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映画 ピエロがお前を嘲笑う~あらすじ
世間を騒がせ、殺人事件への関与も疑われ
国際指名手配された彼が自ら警察に出頭してきた。
取調室で彼はこれまでの自分の物語を語りだした。
<これは僕の物語>
ずっと透明人間でいたかった…名無しでいたかった
学校ではいじめられ、父はフランスへ逃亡、8才の頃に母は自殺し
祖母と暮らしていた少年期、彼はスーパーヒーローに憧れていた。
そんな彼は14才でコンピューターにはまり
プログラミングをマスター
ダークネットでハッカーたちと交流し
そこでハッカー界のスター<MRX>と出会う。
ハッカーMRXのルールは3つ
- 安全なシステムはない
- 不可能に挑め
- サイバー世界と現実の世界、両方を楽しめ
ベンヤミンは憧れのMRXの手法で薬局に侵入し
サイバー世界での能力磨きにのめりこんでいた。
そんな時、ピザ屋のバイトで大学に配達に行ったとき
偶然、中学時代に好きだった「マリ」に再会する。
この出会いから彼の人生はめまぐるしく変化し始める。
マックス、シュテファン、パウルという仲間に出会い
ハッカーチーム「クレイ」を結成
はじめは大人や社会を嘲笑う「ちょっとしたイタズラ」だった。
でもだんだんと「クレイ」が注目されるようになり、
MRXたちや大物ハッカーの上をいくことをしたくなって…
クレイが狙う組織も大きなモノとなっていく。
自体は思わぬ方向に転がっていく。
クレイを追うユーロポールの捜査官ハンナ、
ベンヤミンやクレイの敵となったMRX,
だんだんと迫ってくる敵の魔の手
ベンヤミンはどうなってしまうのか…
※以下、ネタバレ有の感想文です
「細部が問題、ハッキングはトリックだ」
これは出頭したベンヤミンが捜査官ハンナに語った言葉。
この言葉が実にうまく物語全体にかかっている。
映像にも言葉にも細部に
最後のトリックを解く鍵が仕掛けられている。
ジグソーパズルのように…
だから、ピースを集めた人ほど
最後に爽快な完成図を目にすることになる。
だから、気になるピースをできるだけ
集めながら映画を観ることをおすすめします(^^)
セキュリティの最大の欠点は人間
これはマックスの言葉ですが、こちらも物語全体にかかっている。
コンピューターやプログラムではなく
セキュリティの最大の欠点「人間の習性」を突くんだって。
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「人は騙されやすく、争いを避けたがる」
この2つを利用して人間をハッキングしてほしいモノを手に入れる。
以下、ハッカー名言集
- ハッキングは騙し、ソーシャルエンジニアリングだ
- 大胆にやれば世界はひれ伏す
- 人は見たいモノしか見えない
- こいつはWindows並に固まる
φ(..)メモメモ 気をつけよう
そしてこれらの言葉を胸に刻んでおこう(人生で役立つやも)
BBAの感想:「やられた!」
見事に私の予想は裏切られた。
ラストのラスト1カットまで何段階も
仕掛けられた罠にどっぷりはまっていた私です。
途中で「あ~そういうことね」って気が付いたつもりでいたら、
後半ドンドン「あれ?」って蹴落とされ動揺したぜ
てっきりMRXってベンヤミン本人かと思っていた私だよ~
くそ~っ
しかもラストの1カットが
最強にかっこいいんだよ、何だよ、マジでっ
今の時代だからこそ観客を飽きさせない
この展開、ずっとドリフトレースみたいなこの展開に拍手
面白かったっす。