メロディよりも「音」そのものに神秘の力があるとして、
ではその不思議な力を持つ「倍音」ってそもそも何?
同じ名曲でも電話の保留音と生ピアノ演奏では
まったく感動が違うし、全く違った「音」に聞こえますよね?
同じ「ラ♪」を出しているはずなのに
電子音とピアノの音、楽器ごとに違った音に聞こえる理由はどこにあるのか?
当たり前のことのようで、「どうしてそうなるのか?」を考えたことなかった!!
楽器ごとに、構造が違うから
「響き方」が違うんだろう…程度にしか考えてなかったぜ~
んで、今回その「音の違い」「音色の違い」がどうして起こるのか?の
答えにあるのが「倍音」だったのです☆
↓
詳しくはこちらの本を読んでみてね~
他にも「島村楽器」さんのサイトで「倍音」についての解説がわかりやすいよ~
音の波が重なり合って「豊穣な音」になるってことらしい。
バイオリンやフルートの「音波」の波形を示し、わかりやすく解説してくれてるよ~
この主音(基音)に乗ってくる複数の音がとても大事なのです~
↓
かすかに響く倍音たちが非常に重要なんですってよ!
我々は音を耳だけでなく全身で感受しているので
かすかな音でもその響きを「感じ取って」いるのだ。
そんでな、そんでな、我々の心の内奥に作用し
魂を解放する鍵はこの「かすかなに聞こえる倍音たち」が握っているんやで~
↓
主音・基音の他を「潜在の音」とするならば
それはやはり我々の「潜在」部分と共鳴するのかもしれないね。
これでだいぶ「豊穣な倍音」「豊かで複雑な音の響き」が見えてきたね。
んで、日本人は古くからこの音の作用に気づいており
「豊穣な倍音」を出すために楽器に工夫を凝らしてきたっていうんや!!
日本人の音の智恵~叡智につながっていくよ~
(つづく)