プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【日本人の血が騒ぐ】日本人と音(85)~日本人の音のこだわり「能管」①

日本人の音へのこだわりを探るべく

伝統芸能に生きる楽器「能管」の世界へ

 

 

能管 合竹製 紐巻

能管 合竹製 紐巻

こういった竹製の笛で「能楽」で用いられる楽器でございます。

  • 竹製の横吹き笛
  • 指孔は7つ
  • 形状は雅楽の竜笛に似ているが独特な造りと音を持つ

「能管」の作り方がまー独特なんですよね。

その独特な造りはすべて「求める音」の為なんですけど。

 

見ためそっくりな竜笛との違いといえば

管の内部に「喉・のど」と呼ぶ別の短い竹管が入っており

”わざと”

音高が一定せず、平均律的な旋律が吹きにくいように造られております。

 

喉以外にも随所にこだわりの加工が見られ、

それによって複雑な音が響くようになるのです。

フクラと呼ばれる低音+セメと呼ばれる倍音+そしてヒシギ音(高次倍音

これらが能管から響くのです。

 

特に「ヒシギ音」が大事で、この音というのは

神道の神降ろしの石笛(磐笛)の音を求め

能管に反映したものなんですって! 

故にヒシギ音=神降ろしの音といわれているわけっす。

 

ここまでの話を聴いて「能管」にどんなイメージを持ったでしょうか?

神に近い、神聖な楽器の様に感じますよねぇ。

実は非常に興味深い話があるんです!

能管の材料として最高とされるのは

”古い民家の屋根の骨組みに使われていた竹”だというのです。

詳しくはこちらの本を読んでみてね~

 

こちらの本によると

”囲炉裏の煙でいぶされたすすけた竹が重宝される”ということですが

私はカタカムナ×日本神話の示しから「屋根の骨組だった竹」って処に

もっと重要な意味がある様に思うのです。

 

日本神話でイザナギイザナミの生成祖神が

まず生み出したのが「家宅六神」でしたよね。

その中に屋根に関わる神が2柱おいでなのです。

アメノフキオ神とオオヤヒコ神の音の響きも興味深いでしょ。

私がカタカムナで読み解いたところでは日本建築の「屋根」というのは

たぶんピラミッドと同じようにカム界~宇宙のエネルギーを受信する装置で

もしかしたらこちらのエネルギー(意識)を発信もしているかも。

 

だから、カム界の力を宿す笛を創るために

屋根に使われていた竹から創る必要があったんじゃないか、と。

 

日本神話では「家宅六神」=家に関わる神々とされていますが

カタカムナの解読を52首までつづけ気が付いたのです

三貴子」が登場により「太陽・月・地球の存する惑星宇宙」が始まり

それ以前はもっとカム界よりのことが示されているんじゃないか?と。

 

ってことは、家宅六神が示すものは「家」や「神殿」のことではなく

「諸界」そのものの造り・生成を司る神々(力~法則)の示しじゃないか、と。

 

今の私たちよりも巨大なスケールで

この世界、この世界が関わる多次元宇宙を

古代から日本人は捉えていたのかもしれません。

 

トートが示す通り、知れば知る程

「答え(目的地)」が遠のいていってしまう現象に遭遇中です。

 

(つづく)

 

 

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