同じクラス+隣の席だったら「惚れてまうやろ~」な
奇才な発想のボーア君☆
水素原子の線スペクトルが「どうしてこうなるか?」を解いて(説いて)くれたよ~
この寄り道では、その時偉大な科学者たちはどう思考していたのか?
彼らの思考を覗き、学ぶことを重視しております。
無知な私に「量子論の世界」を優しく案内してくれる1冊
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「ボーアの量子条件」により、原子がつぶれない仕組みがわかったところで
『更に、更に』な展開が続くよ~
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ボーア君は自分がたてた「仮説③」
”電子が1つの軌道から別の半径軌道に移る時、電子は電磁波を放出or吸収する。
その電磁波エネルギーは、2つの軌道をそれぞれ廻っている時の電子のエネルギー差に相当する”
と、アインシュタインの「光量子仮説」を組み合わせることで
『原子(水素原子)が放つ光の振動数について、次のような関係が成り立つ』と説く。
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”電子が外側の軌道から内側の軌道に移った時、電子が放つ光の振動数(ν)は、
電子がそれぞれの軌道にいる時のエネルギー差をプランク定数(h)で割ったものになる”
んで、これがね
電子が決められた軌道上を回っている時のエネルギーを「量子条件」をもとに計算して
⇒それを振動数条件の式に当てはめると
バルマー系列の各振動数と見事に一致するんやて!
つまり、この関係がホンマに成り立ってるってことやな。
水素原子の線スペクトル
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これが、どうしてそうなってるか説明できたってことやな。
これ、水素原子内の電子がどう動いている状態だと思いますか?
次回は「ここ」を掘り下げていこう。
すべては「カカワリ」から出来ているから
そこに在る「法則性」や「関係性」を見つけ
この世界の生成の構造を探るの大事やね。
パズルを解く感じにも似ている…
(つづく)