「パウリだったんか!?」となった、私的にはちょっとした感動の出会いとなりました。
「縄文の数学・縄文人の智恵」に入る前に、量子論と古事記の理解を深めている私です。(だって縄文の智恵を理解するのに必要なんだもの)
無知な私に「量子論」の世界を優しく案内してくれる1冊。
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では、電子の量子数×パウリの原理を見てゆきましょう~
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ボーアの量子条件が「電子の軌道半径が必ず”とびとびの値”をとる」ことを示しましたが、電子には「とびとびの値を示すもの」が他にも3つ存在することがわかった。
(それを「量子数」と呼ぶことにしたらしい)
んで、1927年にスイスの物理学者パウリが発表した「パウリの原理」によると、
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『1つの原子の中で、4つの量子数がみな同じになる電子は1個しか存在できない』
ということが判明し、この事によって これまで「謎」とされてきた多くの現象を悉くと解き明かすことができるようになったのだという(?-?)
”4つの量子数が皆同じになる”ってことあるの(?-?)
(私の理解は現段階でこのレベル)
とにかく、「パウリの原理」=『原子の中で電子が複数個存在する際の制約を定めた原理』を得られたことで 、電子を2個以上持つ原子(元素)における電子の軌道を説明することができるようになり→電子を2個以上もつ原子にも成り立つ「普遍的な原子模型」が描けるようになったんだよ~(今までは水素原子とか電子1個の原子で精一杯、それでもてんてこ舞いだったからねっ)
それが、「電子の確率雲」を用いた原子模型(原子モデル)なのです!
ここに「パウリ」の導きがあったんか~とちょいと感動中の私です。
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こういう原子模型や~
中心に原子核があって、電子がいるであろう範囲(電子の確率雲)が示されている。
この範囲内のどこかに電子はいるわけや~
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更に電子の第二軌道をどうぞ~
4種あるの(‘v‘)
この軌道は①主量子数②方位量子数③磁気量子数の3つによって決まる、そうよ!
それぞれの軌道の中には④スピン量子数が異なる電子がそれぞれに2個づつ入ることができるんですって~
だんだん 幻に近く見えていた電子の動きを捉えられてきた気がしますね。
(ボース粒子については後ほど~)
つづく