「むすびの兆し」「造化の働きの兆し」を捉えるとはどういうことか?
カタカムナの解読2周目に入る前に、「精神・魂」がカムアマ構造ってのはなんとなく…そもそも無形故にすんなり納得できちゃったわけですが、「じゃー肉体は?」
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ってことで「身体のカムアマ構造とカムの力の発揮法を得るために」動き出した私です。そこで出会ったのが「合気道の祖:植芝盛平氏が説く世界」なわけっす。
では、私も盛平氏のように黄金体験(全一体験)からの悟り・覚醒に至るにはどうしたらよいのか?
その為のヒントが、先に盛平氏が語っていた「兆しを捉える」ってことじゃないかと思ったわけです。
んで、このことは湯川博士のこちらの1冊とも深い関係がある話なんや~
「目に見えないモノを視る」目に見えないがそこに在るモノを如何にして知り得るのか?
それが盛平氏がいうところの「造化の兆しを捉える」ってことに繋がるんじゃねーかと。
ここで話は「古事記」の天地開闢で「この世のまじまり」に登場する別天神に触れることになる。
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これらの五柱の神はこの世(天)に出現してすぐに身を隠された(隠身神)。
どこに身を隠されたかというと「別天」故に「別天津神(ことあまつかみ)」といわれております。
ざっくりわかりやすく言っちゃいますと、『この世に顕現する神ではない』ってことっすな。んで、更にぶっちゃけて言っちゃいますと、『別天=虚界(大深淵)=根源界』のことかと思われます。
つまり、「存在しているが、実体として別天津神の五柱の神々を(我々は)捉えることができない」ということ。
しかし!「存在はしている」のだから、実体としてじゃなくても「存在を捉える」ことはできるのではないか、ここが「ムスビの兆しを捉える」の大本じゃないか、と思うわけです。
先人たちが、別天津神の姿(その神霊力の象徴)を「形」に表してくれているのが何よりのヒントではないでしょうか。上にあげた五柱の神名にはそれぞれにその象徴図形を書き込んであるので参考にどうぞ(私の勝手な解釈図もあるが、大間違いはしていないはず)
造化の根源に「造化三神」があるとして、
「造化の兆し」にあるのが第四神と第五神ではないかと私は考察しております。
「()・葦芽」と「)(・柱」形にご注目ください!
これはまさに「縄文時代の紋様」が示す アマ始源たる「ヒコ・ヒメ」ではないでしょうか。
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詳しくはこちらを読んでください。
ということで、ここからは「第四神:ウマシアシカビヒコヂ神」と「第五神:天之常立神」の”兆しを捉える”冒険のはじまりとなります。
(つづく)