そういうことかっ
全ては「相似象」なのだとしたら、身体(肉体)もカムアマ構造になっていてカム界と繋がりカムの力を引き出す仕組みが組み込まれているはず!と思い立って、捜査を続けている私です。
身体のカムアマ構造と覚醒スイッチを知るために、合気道の祖:植芝盛平氏が説く「むすび合気の世界」を覗きこんでおります。
深夜の稽古時に体験した「黄金体験(合一体験)」により「合気の神髄」を得たという盛平氏がその合気の動きを「神楽舞」で見せ弟子たちに説き示したという。
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盛平氏は説明を加えながら、
「言霊とともに神楽舞の1つ1つの形を舞われていた」というのです。
つまりですな「舞い=身体の動き」が創る「形・動きの流れ」と「言霊のヒビキ」はセットになって『神霊を動かす力を発揮する』ということ。
そんでもって前回私は「我々が普段使っている日本語では言霊の力は発動しない」と書きましたが、盛平氏の関連書籍にもこう書かれているのです。
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つまり、神霊を動かす神楽舞においては、言霊の発生声ひとつの大きな鍵となっているのである。
それが「どんな発声」だったかというと、
”言葉をウタう時の呼吸と深い関係がある”としている。
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私の考察では、「舞い唄う時の」
- 音のヒビキ
- 意識(イメージ)
- 呼吸のリズム
この3つの「むすび」が大事なのだと思われます。
「歌会はじめの儀」などで短歌が読まれる時の映像をテレビなどで拝見しますと、5・7・5・7・7のリズム+音を伸ばして唄う様子が印象的ですよね。
特に「句切部分の”・”」は「音を伸ばし、揺らしている」感じがするのではないでしょうか。ここが「言霊の発声」で重要なポイントだと思われます。
「言霊の発声の呼吸」については、プラーナヤーマというヨガの調気法(呼吸法)が参考になるようです。
身体の気が巡り巡る道(気道)の詰まりを取り除き、プラーナ(気)の道を浄化するための呼吸法だそうです。
ある程度 自分の体の「経絡・経穴」を把握した後、深呼吸をくり返し「自分の体内を清浄な気が巡っている」ところをイメージし感じられれば初歩としてはOKじゃないかと私は考え実践中っす。
私はこの2冊の愛読書もってるからね~
この2冊だけでも「気」と「呼吸」については大きな学びを得ることができます。
言霊の発声を以って「言葉(日本語)をウタう時、言霊の力が発揮される」ってことっすよね。日本語は「ウタう(唄う・謳う・歌う・詠う)為にある」のです。
そもそもは神との交信のために創造されたヒビキが日本語50音なんだと思われます。
(つづく)