シャトナーが『記憶の遺伝』に関する興味深い研究結果の話を教えてくれた。
私たちが「遺伝」で受け継いでいるものは想像以上に深いものかもしれません。
夜な夜な世の中に溢れる不思議話をむざぼっては
五感で認識できる外側の世界の「法則性」を研究中の
「大いなる謎解き」に挑んでいるBBA私です。
今回は「トラウマの遺伝」に関するお話
まずはW.シャトナーの世界の怪奇現象「第6話:死の向こう側」をご覧ください。
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では、本日の話題&考察へ
ホロコースト生存者の子供達を長期調査
25年前からホロコーストの生存者の子供達を調査
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- 気分障害
- 不安障害
と診断される率が高い彼らの調査を進めたところ
"ストレスに関する2つの遺伝子の一部に後成的変異がみられた”
トラウマを持つ人の子にこうした変異がみられるのは何故か?
トラウマは遺伝する!?
ホロコーストの生存者の子供達の調査が示す仮説
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- トラウマなどの情報は体内に残るのかもしれない
- 生殖細胞か他のどこかに保存され
- 遺伝するのかも
という「~かも」仮説のような形で番組では〆てた。
私は生物の目的が「生きる」「命を繋いでいく」ことにあるのならば
トラウマという強烈な恐怖体験は遺伝されてもおかしくないと考えている。
- 蛇
- 暗所
- 高所
- 狭い空間
などにもの凄い恐怖を感じるのも
先祖たちからの大事な恐怖の記憶の遺伝のせいではないだろうか?
「生存する為に危険を避ける」そのための恐怖心の遺伝は
先祖たちからの「危険警告」なんだろう。
細胞記憶~遺伝する記憶
よく聞く話で
「今まで行ったこともない場所の記憶がある」とか
「今まで見たことも聞いたこともないのに、そのことを知ってる、わかる」
みたいなものを『前世の記憶』と考える人がいる。
以前私が読んだ本に面白い説が書いてあった。
「前世の記憶」と思われているものは
前世の自分の記憶ではなく、先祖たちが細胞に刻んだ記憶を
遺伝により、自分の細胞が受け継いでいるからなんだとか。
『細胞記憶』により我々は個としては短いが全体として
生き続けているということかも。
ここまでの話を考えると
「性格・人格」なるものの実はその半分、もしくはそれ以上が
先祖たちの記憶で形成されている気がしてくる。
私が「私」「私らしい」と思うモノって
実は私が生まれてから自分でつくった部分はわずかなのかも?
だんだんと「個人」という存在が希薄に感じられてきちゃうので
今日はここまでで思考を停止しておこう(--)
私たちは本来すべてを細胞に刻印していて
消えない記録を残しているけど
「今を生きられるように」忘れるという能力が装備されているし
脳や思考の処理量も制限されているのかしらね。
ホロコーストでの壮絶な経験は「個」を超えても
忘れることができない深き刻印なんだろう。
私が観たドキュメンタリーでは生存者が当時のことを語っています。
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私が思うよりずっと人間は全体で大きな1つの存在で
私という個人は、私の中の細胞の1つと同じようなものなのかもね。
疲れたから、はやく寝よう。
脳がオーバーヒート気味。