2度目だけど、「こういう話だったかぁ」と思えた。
【映画 マーキュリーライジング~感想】
国の組織が自己都合で 平和に暮らす人々を「消す」、
これが(事実上)正当化される世の中でいいのか?
国の組織じゃなくとも、政治家とか政府に太いパイプある組織はこういうこと平気でやってそう…なのが更に怖いっすな。
なんか、主人公となる自閉症の少年の両親がとても愛情深く息子を見守っている「いい一家」だったから…余計に「惨過ぎる」と思ってしまった(;;)
こんな愛情深い善き人たちが 何も知らぬうちに「組織の隠蔽」のためにコロされてしまうなんて…しかも一家心中に見せかけていく周到さも憎い。
こう云う風に組織の陰謀・隠蔽に巻き込まれて消された「名もなき人々」って実は日本も多いんじゃ…行方不明者とか自殺者の人数を考えても、この点が気になってきてしまいます。
「ギフテッド」的な天才脳だと
賢い大人とパソコン(電子計算機)が導き出す暗号なんて「一瞬で解明」ってのが
「本当にありそう」だな、と思えたのは痛快・爽快でした。
たぶん「人間が計算で創った暗号」を平面情報で見ても、「それを成す骨格」が立体で浮かび上がって見えてくるのかもしれませんな。
「人の脳」の奥深さにより興味が湧いた映画です。