ここで、カタカムナの示しの解釈が広がる話に触れておきたい。
無知BBA私なりに必死に解読に向き合ってみているが
やはり、解読の先輩方の深い読みも参考にさせていただいております。
今回は「マカ」と「ヒノヤギハヤヲ」について
先輩方のスーパー解釈に触れていくよ~
解釈の幅がグンと広がったので参考にどうぞ。
◆カタカムナ第38首を詠む
声に出して内容をイメージしてみてください。
【カタカムナ第38首】
アメクニクラト オホマヒコヒメ イヤミソギマリ
オホゲツヒメ ヒノヤギハヤヲヒメ イヤミソギワク
私は「イヤミソギ」の解説だと思い
「サネ⇒マリ⇒ワク」に注目して読み解きました。
しかし、先輩方の読みはもっと視野の広いものでした。
①第38首は「カ⇒生物化する流れ」を示している!?
私の解読よりも視野の広い解釈になっております。
この38首の「イヤミソギ」の示しは
「根源の無限のカ⇒粒子化発生」する流れを示していると同時に
「オホケツヒメ~ヒノヤギハヤヲヒメ」で「カ⇒生物化」も示しているというのです。
私の解読ではやっと「根源の力⇒原子(アトム)」の発生」が
見えたかんじですが、解読の先輩方によると
もっとその先の「遺伝情報をヒメた」生物の発生までを読み取っているようです。
(見えすぎじゃね!?)
②イヤミソギの3段変化
38首に出てくる3つの「イヤミソギ」
- イヤミソギサネ
- イヤミソギマリ
- イヤミソギワク
これを私は「イヤミソギ」を固定イメージとして
⇓
イヤミソギの「サネ」「マリ」「ワク」という変化に注目しておりましたが
先輩方の読みでは、それぞれにイヤミソギの示しも微妙に変化しているのです!
①イヤミソギ サネ
「カ」から変遷して、サツチ・サギリの状態から
「イヤミソギ=粒子化」してサネ(生命核)を持ち、
⇓
②イヤミソギ マリ
(粒子化してサネを持ち)そこから「イヤミソギ=分裂・発生・増殖」して
オホケツヒメ(環境場に親和した多種多様な現象粒子化)となり
⇓
③イヤミソギ ワク
イヤミソギマリが更に大きく調和し「枠」を造り
ヒノヤギハヤヲをヒメた「イヤミソギ=分裂・発生・増殖を繰り返す粒子群」生物(ワク)として発生する。
なるほど、「イヤミソギ」が示すものも変遷(ノ)していたわけか…(深いぜ)
③「ヒノヤギハヤヲ」を深読み
私は「核内に込められる飽和エネルギー」だと考察したのですが
解読の先輩の解釈はもっと壮大なのです。
”生物の発生過程&生命維持活動をしめす「オホケツヒメ」、
その上に「ヒノヤギハヤヲ」をヒメるものがある”
っていうのがカタカムナ人の直観であり、
「ヒノヤギハヤヲ」が示すモノとは
⇓
”遺伝情報を持つ遺伝子の転写・翻訳・発現の力のこと”
だというんです!(ここまで読み解けるか~凄過ぎやろ)
でも、そういわれるとそんな気もしてくる…無知なりに素直な私。
④オホトノヂ~マカの間・場に働く力
私は「マカ=間に働く力・間の力」と
間に働くカのカカワリ(カムナガラ)は漠然と「=」で捉えてました。
⇓
現象化の間(場)にカムの力を練り込み
そこから発生する多種多様な粒子に関わりを生む作用かなと。
「マカ」は加えて「間の支配(意識・意図)」みたいなイメージも。
ところが、解読の先輩方によると
「マカ」とは、「カ」が「マ」にカカワリ、様々な現象物を生成(出現)する力・作用を示しており、それは「マとカのヒビキ(ヒコがヒメを秘めて発生・キする)」のことなのだと。
マとカのヒビキ(振動)がすべてを生成しているというわけです。
「あーそういうことか!?」って妙に納得した私です。
ヒビキ=響き=振動=粒子の関わり+振動波ってことかぁ。
この深き解読も以て、この先に進んでいきましょう☆
(つづく)