難解部分に挑む!
◆カタカムナ第55首を詠む
声に出して音を響かせイメージしましょう♪
【カタカムナ第55首】
イキココロ ナカツミシロ イツヲノメ
シキケカクツチ イヤシロノツチ
カクツチ=迦具土神 のことかと思われますが
「シキケ」って何け?
◆一音一音の示し
「シキケ」
- シ(示し、現象、司る、止=死)
- キ(気・エネルギー、発生)
- ケ(様々な変化性を、放出する)
「カクツチ」
- カ(根源の力、力)
- ク(引き寄る、自由な)
- ツ(集まる、個々の、津々)
- チ(凝縮、持続的に)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆シキケとは
古事記~日本神話に従い「カクツチ=迦具土神(火の祖神)」とし、
「シキケ」「カクツチ」で言葉を分けて解読していきます。
「シキ+ケ」
シキをカタカムナの音の示しで読み解くと
⇒示され発生、現象として出現、示されたエネルギー、現象化エネルギー
この「シキ」は「ケ:様々な変化性をもって放たれた」もの。
つまり シキは一種(一型)のモノでは無いようなのです。
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シキ=色、式、始期、識、織、敷(シキの音を持つ示し)
このどれもがカタカムナの「シキ」の音が示す意味と
呼応しているように思えるのです。
色・式・織については「イツヲ(生命の弦~素粒子)」がつくる
紋様・幾何学構造・振動波などのことを指し、
始期はイツヲノメが生命のはじまり(アヲヒト⇒誕生)を指していて、
敷は「~ツチ」の土に関係しているように思うのです。
◆カクツチとは
「カ」が「クツチ」する
⇒発生~自由に引き寄り、集まり、凝縮しという活動を持続する(ツチ=土)
「土」は混沌から分かれ冷え固まった大地のことなので…「生命の誕生・活動の”場”」を示していると思われます。
シキケ・カクツチとは
様々な変化性を放つ 現象化エネルギーを放つ「カの自由な粒子」が
発生~自由なカカワリ~集まり凝縮という活動を持続する場(トコロ~オ~マカ)
という示しになるかな、と。
◆迦具土神(火の祖神)から解読
イツヲのメが「シキケ」して発生する
カグツチ(カの活動が活発に繰り返される土・場)とは
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生成祖神(母神)であるイザナミを死に至らしめるほどの
「火の力・エネルギー」をもった火の祖神・迦具土神に関係あるはず。
カグツチ神は特に火山の噴火エネルギー~マグマの象徴なので…
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カクツチとはマジでこの音の響きのまま
「核土=地球の核=地核」のことで
そこで起きている 熱・電磁気の発生を指している!?
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ということは「熱・電磁気(波)が盛んに湧く場」のことでしょうね。
んで、ここまで読むと次の「イヤシロノツチ」がすんなり納得できるのです。
(つづく)