古神道の本を読み「ヌチ」なる日本語の意味を知ったことで
「ヌ」の音が持つ重要な示しに気づけた、私です。
◆カタカムナ第67首を詠む
声にだして音を響かせイメージしましょう♪
カゼミツ トロヤマツツミ クミトヤマツツミ
カムナガラ イワトヌマツツミ
オトワヤマ ツツミ トロカエシ
アオアマ イワトヤマツミ
ハラヤマツミ アメノヨハイホツワケ
では、解読を進めましょう☆
◆一音一音の示し
「カムナガラ」
- カ(根源の力、力)
- ム(無・無限の、広がり、六方環境から、蒸)
- ナ(核、重要なモノ、何回も、夥しい)
- ガ(カ<ガ)
- ラ(場、関わる)
「イワトヌマ」
- イ(伝わるモノ、陰、あらゆる生命体を構成するハジマリ、電気素量)
- ワ(和、輪、環、調和)
- ト(重合、統合)
- ヌ(突き抜く、貫く、目に見えぬ力・存在)
- マ(間、真、現象界の間、受容)
「ツツミ」
- ツ(集まる、個々の、津々)
- ツ
- ミ(実、身、実体、光、生命力の実質)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆惟神、イワトヌマ ツツミとは
「カムナガラ」は何度も出てくる言葉なのでザックリと
- カム意(カムナ)→惟神:神・カムの意のままに、神の意図によって
- カムの核なる根源力が場に発生・関わることで
- カムの力が何回も何兆回ものカカワリによって
⇓
「イワトの」
あらゆる生命・現象を構成する最小の最初のハジマリ「現象粒子・イ」が
調和し「ワ(和・環・輪)」となり、その「イワ」が更に重合する(イワト)
⇓
「ヌマ」
突き抜く・貫く(爆発的な生成力~生命力) 潜象徴の力を持つマ(と、成り)
⇓
「ツツミ」
ミ粒子の集まりによって包まれ(ツツミ)、
「イワトヤマツツミ」となり…(変遷・進化は続く)
◆「ヌマ」=「零間」
カタカムナによる「一音一音の示し」で
「ヌ=突き抜く、貫く、目には見えない力・存在」
という意味のヒビキだってことは漠然と理解していたがモヤっとしてた(^^;
ところが!古神道の本を読んでいて見つけたのです。
⇓
「零雷(ぬち)」という言葉とその意味を!!
この「ぬち」という言葉は、天之御中主の偉大な力を指し、
どんなものをも貫く神力なのだそうです。
巨大な雷の矛のイメージなんだそうだよ。
そこで私は「ヌ=零(0と1)の神聖なの空間・ゼロポイントフィールド」を指すのだとわかったのです。そこにある偉大な意識(存在)とその力を含め、そこのすべてを指し示しているんだと。
つまり「ヌ=零」は天之御中主を指示していいるんだと!
そうなると、ここでエジプト神話における「原始・原初の海=ヌン」と
アマノミナカヌシがグッと近づいてきて見えてきませんか!?
ヌンが象徴している「原初の海=大深淵の暗海」が
「ヌマ=沼状」にあるような気がしませんか?
こうしてよりトートの示しや古代エジプトと古代日本の繋がりを強く感じつつ
カタカムナの解読は進んでゆきます。
(つづく)