ウツシ・カエシ…ウヅシ・カエシ…2つの遂になる「シ(示し)」なわけかぁ
◆カタカムナ第70首を詠む
※もう、文字を見ただけで歌えるね
アナウツシ ワタツミ アナユツ
チハウツシ ワタツミ チハヨミツ
カムアマミチ ハヒウツシ ワタカエシ
ミチチハ ハマトヨ チハ ウツシカエシ
カムナガラ チハヨミツ
◆一音一音の示し
「チハ」
- チ(凝縮、持続的な)
- ハ(引き合う、正・反)
「ウツシ」
- ウ(潜象界面から発生、生まれ出る)
- ツ(集まる、個々の、津々)
- シ(示し、現象、司る)
「カエシ」
- カ(根源の力、力)
- エ(うつる、成長・繁栄、枝分かれして増え広がる)
- シ(示し、現象、司る)
ここから「ことば」にして解読を
◆(ハマ・トヨ)チハ+ウツシ・カエシ とは
ウタの前半にも「チハ・ウツシ」が登場している。
その時の「チハ」は「アナユツ⇒チハウツシ」だった。
”アナからの発生の持続+凝縮し⇒引き合う正・反にウツシされた→(ワタツミ)”
今回は「ハマ・トヨのチハが⇒ウツシ・カエシされて」という示しだと考察。
”正反に引き合う『波動のマ(間~アマ)』を豊かに満たす『重合性+四相性をもつ』⇒千の波(数多の波動)その波の発生・運動の持続”
※ここまでが「ハマ・トヨのチハ」の示し
↓
その「チハ(間に満ちる千の波・数多の波動)」が
- ウ界面から発生し、津々と示され(ウツシ)
- 根源の力がうつされ成長・繁栄力として示され(カエシ)
ウツシ・カエシと示され現象化を進めていくってことやな。
私は「チハ」のことを「ち=雷(神霊力)」の「は=波・破・刃」だと思ってるんで
浜・豊(響み)の「千の波=神霊力の刃の波」が
海浜に打ってはかえす波と同じように永遠と繰り返されることを示しているように思う。
更に「海~海辺」響く波(波動・波音)をイメージして
この部分を読むと、更にこんなイメージが!
↓
◆チハの「渦シ」+「反シ」
チハがアマを満たす「カムの力」の千の波動(千種~数多の波動)にして
神霊力の雷波だとして、海の現象がその潜象の力の動き働きの相似象だと思うと
↓
カムの力が「サヌキ(右渦)」「アワ(左渦)」で示され
更にその力は「打ち寄せては返っていく波のように」
正・反の力(働き・作用)となって現れる…作用と反作用か??
こんなことを超古代日本人(仮)のカタカムナ人は説いてくれているんじゃないか、と。
正反の力が同時発生してるんかのぉ。
この事に関連して超面白い研究結果が示されているので、ぜひ読んでほしい
↓
この中の「リバース・スピーチ」のところをよく読んでほしい。
私たちが言葉を発する時、同時に「本音のメッセージ」も右脳から無意識に発せられており、それは録音したボイスを逆再生すると現れるというもの。
すべてのモノは「対生成」されているのかも。
反物質の存在が確認されたように。
(つづく)