私は「アナ・露」ではないかと悩んでおりました。
◆カタカムナ第70首を詠む
※声に出して音を響かせイメージしましょう
チハヨミツ カムアマミチ ハヒウツシ ワタカエシ ミチチハ
ハマトヨチハ ウツシカエシ カムナガラ チハヨミツ
ところどころは現代日本語でも読み取れるけど
全体としては「呪文」の様に聞こえるウタになってますね(^^;
私がまず「う~む」と思考グルグルになった箇所が「アナ・ユツ」なのです。
◆一音一音の示し
「アナ・ユツ」
- ア(感じる、生命、現象化)
- ナ(核、重要なもの、何回も、夥しい)
- ユ(湧き出る、諸々の万象に出現する)
- ツ(集まる、個々の、津々)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆アナからユツ⁉
これは前部分の「アナウツシ ワタツミ」についての解説だと考えると、
↓
”ワタツミというのは「アナ」から湧き出し(ユ)、
諸々の現象(万象)に出現する個々粒子(ツ)だよ~”
「ツツウミノアナ」から湧き出るという意味にとれます。
母体と胎児を繋ぐ「へその緒」も大アマと小アマを繋ぐ「ツツウミノアナ」
もしくはカムアマのツツウミノアナの相似象だろう。
◆(仮):ワタツミ アナ露
アナ(感受の心+意識・意志・意図=生命の核)ウツシされたワタツミ
そのウツされた「アナ」というのは「アナ露(つゆ)」の状態で
トロ状のワタツミに内包されている、とも読めるよなぁと思ってました。
ただ古語で「つゆ・露」というと「ほんの少し」という意味合いが強いようです。
(‘~‘)でも、「露」という現象を見ると
大気中の水分(水蒸気)が地に生える植物の葉などに結露し水滴となったもの
なので「潜在→顕在」の流れが関係しているように思えるですよね。
しかも、大気中の水分ってのは、地上の人々から放たれた
「人の意識のメモリー」になってるって聞いたことあるし…
アナ・ユツの部分は「アナユツチハ ウツシ ワタツミ 」まで
ひとまとまりとして読むとまた違った意味が見えてくるのです。
(つづく)