ハヒが「胚」だとしたら、ワタは「はらわた(腸)」なのか?
◆カタカムナ第70首を詠む
※声に出して、音を響かせ感受しましょう♪
アナウツシ ワタツミ アナユツ
チハウツシ ワタツミ チハヨミツ
マムアマミチ ハヒウツシ ワタカエシ
ミチチハ ハマトヨ チハウツシ カエシ
カムナガラ チハヨミツ
ワタ・カエシが示すモノとは?
◆一音一音の示し
「ワタ」
- ワ(調和、和、輪、環)
- タ(分かれる、分かれ出る、独立発生)
「カエシ」
- カ(根源の力、力)
- エ(うつる、繁栄、成長~枝分かれして増え広がる様)
- シ(示し、現象、司る)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆ワタ+カエシ とは
”調和・和した状態から「分かれ出て」⇒「カエシ」された”
「カエシ」とは、
”根源の力が枝分かれして増え広がり、森羅万象の繁栄力として示された”
これだけだとピンときませんが、先の「ハヒウツシ」と合わせて読むと
「ハヒウツシ ワタカエシ」で『分離増殖』のことを示している、んじゃないかと。
更に「ハヒ=胚」「ワタ=はらわた」と考えると
面白いことが見えてくるんですよね~
⇓
◆ハヒ(胚)・ワタ(はらわた)
人間の生命誕生を謳っているともいわれる第70首ですが
「アナウツシ」の受精卵から始まり、
「アナユツ」で桑実胚の細胞となり、
「チハウツシ チハヨミツ」で胎児の全身の器官の細胞となり、
その細胞に湧く「カムアマミチ」によって
「ハヒウツシ・ワタカエシ」まできた!
これは「カムアマのカを秘めた生命・現象の実(設計・成長計画)」が
胚に写され、ワタ(はらわた=腸・内蔵)がもの凄い勢いで生成されていく様
を「ハヒウツシ ワタカエシ」で示しているんじゃないか、と。
腸の重要性!
第二の脳といわれていますが、我々が思う「生命維持・成長」の司令塔ってのは実は腸が担っており本来「第二」じゃなく「第一」側じゃないかしら。
つまり頭蓋に入ってる「脳みそ」をもセロトニン分泌なんかで腸側が支配しているのかも。
ちなみに「腹わた」の「わた」とは、『曲りくねった』って意味なんだって。
腹の中の曲りくねった内蔵・臓物やな。
あとね、「はらわた」には『果実の実を包むやわらかい部分』って意味があるんだって。なるほど、「ワタ=綿」これが海をもさすってことは…
海って地球の実を包んでいる羊水みたいなものなんですな…「はっ!」
(つづく)