カムナガラ~ウツシ~ヨミワケ~♪
◆カタカムナ第71首を詠む
※声に出して音を響かせイメージしましょう♪
ウチムシ イキカエシ ワクウツシ ホギ
アナフト アマヤマト カムナガラ ウツシ
ヨミワケ ヤホヤタトメ フミナギ
ワタサキ アメ カムアマ オキツ サキシマウシ
カムナガラにウツシされ⇒ヨミワケ という流れだと考察した。
◆一音一音の示し
「カムナガラ」
- カ(根源の力、力)
- ム(広がり、六方環境から、蒸す、無・無限の)
- ナ(核、重要なもの、何回も、夥しい)
- ガ(ガ>カ:根源の力)
- ラ(場、関わり)
「ウツシ」
- ウ(潜象界面から発生、生まれ出る)
- ツ(集まる、個々の、津々)
- シ(示し、現象、司る)
「ヨミ・ワケ」
- ヨ(新しい、陽、四相性)
- ミ(身、実、実体、光、生命力の実質)
- ワ(調和、和、輪、環)
- ケ(放出する、様々な変化性を発揮)
では、ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆カムナガラ ウツシ⇒ヨミワケ とは
「カムナガラ」の基本的な意味
- カムの無限の根源力が「カムナ=カムの意志・意図」としてアマの核なる力として場に出現・カカワリを繰り返すことによって
- カムの何回も何兆回ものカカワリによって
- 惟神(神意のままに)
↓
故に「カムナガラ ウツシ」とは
カム意が写し反映され、ウ界面から生み出された「現し=現象粒子」が個々に示され、集まり
↓
「ヨミワケ」される
新しい陽の「ミ」・四相性をもつ「ミ」として
アマに調和し満ちるカムツミの「ワ」から
様々な変化性をもって放射される
◆私的意訳:「ヨとミ」に分けられる
惟神にウ界面から発生した「現し=現象粒子」は
その練り込まれた神威・神意によって「ヨ」と「ミ」に分かれ 湧く
↓
どういうことかというと
(カ→)ヒ→フ・ミ (潜象⇒現象)ヨ(陽)・イ(陰)
フミというのは「カヒから生み出された、タカミとカムミの力のこと」で
ここまでは潜象界の力の凝縮態ともとれる状態で
「ヨイ」で陰陽のカカワリによって万物が生み出される現象界が見えてくる。
カムの力を素にしながらも
「フミ」はカムの力の凝縮態のようなもので
「ヨイ」アマのマカの力が濃いエネルギー粒子かな、と。
これをザックリいうならば
- 「潜象のミ」としてアマの内奥に秘められ生命力となるものと
- 四相性をもつ現象化粒子として時空間に生命現象を生成するものと
に分けられ湧きだしてるよ~てことかと。
「ヨ・イ」で時間と空間の出現となってますから。
カからヒフミまでは「造化三神」の力で
「ヨイ」からは「イザナギ・イザナミ」による生成の力だと思う。
(つづく)