【古代日本謎解き】カタカムナ第73首～④（カムアマ）アメノウケハシ

どうやら 前後に言葉が綾掛けになっているウタのようだ…

カタカムナのウタヒは全体にそんな感じ

◆カタカムナ第73首を詠む

アメノヒトネ　フトタマ　アメノカミ　カムアマ　アメノウケハシ

ナギウツシ　ミチ　ナミウツシ　ヤシマ　イヤミチ　オキイキ

カムアマ　ヒメチ　ナミ　アメノナホビ　チハヒメ　フカヒウツシ

◆一音一音の示し

「アメノ」

• ア（感じる、生命、現象化）
• メ（芽、発芽・発生、目、力の渦目、思考・指向）
• ノ（時間をかける、変遷する）

「ウケ・ハシ」

• ウ（潜象界面から発生、生まれ出る）
• ケ（放出する、様々な変化性を発する）
• ハ（引き合う、正・反）
• シ（示し、現象、司る、止＝死）

ここから音を纏めて「ことば」にして解読を

◆アメノウケハシ とは

生命の芽（生命の指向性・指向性を秘めた「生命核」）＋現象化の力の渦目＝アメ、

そのアメが持つ多種多様な力・働き＝「アメノ」の1つ「ウケハシ」

それは「アメノカミ＝カムアマ⇒アメノウケハシ」と続くので

アメノカミの「カ（根源の力）＋ミ（潜象の生命力）」の力は

カムとアマの力がアワさった・アウ（重合）したもので

⇓

その「カム・アマ」の潜象界の力と現象界の力が

”アメノ”「ウケハシ」（力・働き）となり、続く「ナギウツシ」へ

「ウケハシ」＝ウ界面から様々な変化性をもって放出される 引き合う正・反（正反性）の示し、様々な現象化粒子を放つわけです。

◆天の受け橋～天の浮橋

カム・アマとアメ、カム界（カム意）とアマ界（アマの感受）と生命核を繋ぐ

「アメノ受け橋」であり、「森羅万象の生成のハジマリの場＝天の浮橋」だって

示しなんじゃないかな。

イザナギとイザナミが生成をはじめた「天の浮橋」のことさ～

国生みのはなし~イザナキとイザナミ~: 日本の神話 古事記えほん【一】 (日本の神話古事記えほん)

第73首からは解読がより困難になってますが

頑張って1つ1つ意味を紐解いていきたいと思います。

今、第１・２・３首を読み返してみるとまた違った世界がみえてきます。

（つづく）

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