第77首は 音の区切りがなかなか難しい…
◆カタカムナ第77首を詠む
※声に出して音を響かせ感受しましょう
ヒネ シマ ヒメ ヨミ オキ ヤマツミ ムツノ ウツシ カエシ
フナ カエシ ハネ カムナガラ オホ トケ ハシリ
アマ トヨ コト ミチ ナミ ウロ ハユ アメ ウツシ
アヤ カムナガラ アメノ フトマリ
◆一音一音の示し
「ヒメ・ヨミ・オキ」
- ヒ（根源から出入、最初のフトマニ・フトマリ、アマ始源）
- メ（芽、発芽・発生、目、力の渦目、指向・思考）
- ヨ（新しい、陽、四相性、時間ー空間の誕生）
- ミ（身、実、実体、光、生命力の実質）
- オ（奥深く、立法環境、於、オキ＝起き・立体化）
- キ（気・エネルギー、発生）
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆ヒメ・ヨミ・オキ とは
日根島→ヒ芽が⇒「ヨミ」となり「起き」する⁉
”ヒの芽（思考性・指向性もつ芽）が発芽して（ヒメ）、
四相性をもつ新しい陽の「ミ」となり（ヨミ）、
アマ界の環境場に於いて起き＝立体化して発生する（オキ）”
日根島により、カム界からの力を「ヒ」に満たし、
ヒの芽が発芽して「ヨのミ」となり、現れる。
ここに「カ⇒ヒ⇒ミ」の流れが見事に描かれていますね～
◆私的意訳：ひ芽・黄泉・燠
ひ＝陽・日（根源太陽）・火＋熱・最初のフトマリ
この世（アマ現象界）に万物万象を生成する始源が「ひ」の音で示されている。
”その「ひの芽」が「ひ根」から吸い上げ・湧く
黄泉（地中に湧く神聖な泉）の生命の火花の力を
燠（赤くおきた炭火）のように内に秘めて発芽・発生する”
古語辞典の力を借りると、「イメージ」が見えやすくなるぜ～
色とか姿・形とか熱とか見えてくるよね。
（つづく）
