そうそう、「ミトロ・カエシ」を何度も読んで
湧いてきたイメージに「水とろ、火得し」があるんです!!
大事な気付きをここにメモしておこう。
カタカムナ第80首は「ミトロ・カエシ」で締めくくられている。
この言葉(音のヒビキと示す意味)がとても重要なものだと思われる。
ミトロ+カエシ
古語の「み」が示すのは「水」「御」「海」「身」「実」「巳」「美」
これらをぐるっと混ぜて導き出した意味は
- 龍=宇宙エネルギーを象徴、巳=龍の属性
- 「御・水・海」+「身・実」=カム界のエネルギーが実体化した神聖な水(海)
- 「美」+「実・身」=調和に向けて実体化していく性質をもつ
その「ミ」のエネルギーというが「ミトロ=トロっとした水状態」であるということ。
聖なる水には粘り気と弾力性があるわけだ。
↓
その「水トロ」が「火えし」すると、
”火を包む(内包する)水とろ”になったということ。
ミトロ=火を包む胞衣なのかもしれない。
ここで注目してほしいのは「水+火」合わせが起きたということ。
古神道では「かみ=火水」ともされ、万物は「火と水」のムスビによって生成されている、とされているだ。
だから我々も「ミトロカエシ」が「ノ」したモノだと思われます。
ここから更に「日本語の音のヒビキの秘密」に迫るため、
「古事記」が示す奥深い世界を覗いていこうと思います。
日本語がどうやって創られたのか、音のヒビキが何を意味し、どんな作用をもたらすのかを考えながら、いろいろな言葉に接すると今まで見えていなかったものが急に現れたりしますよ~
(つづく)