実話(史実)に基いた物語
ワルキューレ作戦で「その時」何が起きていたのか?
【映画ワルキューレ~感想】
人間社会というのは支配権力によって「正義」が変わってしまう。
人間社会は「正義が常にゆらいでいる」ともいえる。
「揺らいでいる」ならば、それは真の正義ではないといえるのではなかろうか?
真理に基く「正義」は揺らぐことはない、はず。
だから社会の支配権力・大勢に流されずに「己の義に誠を尽くす」のが
人の生き方としては正しいと思う。
「正しい生き方」というのは、「悔いのない生き方」という意味でもある。
天に恥じない、道理に反しない、己の仁義誠に誠実に生きることができたなら
外面的にどんな評価を受けようとも・他に認められなくとも
心には一点の曇りはないのではないだろうか。
これは言うは優しいが、激動の時代にあって実践するのはとても難しいことです。
「そうありたい」と思うが、実際に社会・大勢の正義に叛くことは命掛けだ。
実際に命を懸けて、国・国民の未来の為に
歪んだ国の体制を動かそうとした人たちがいる。
そういった人達がどんな風に「こと」に挑んだかが描かれている映画です。
時に彼らは反逆者・大罪人とされ、時に彼らは英雄とされる。
「時代」によって社会や人の評価はこんなにも揺れ動き変わるのだ。
だから、不変の真理からくる正義・誠に生きることが 一番良いのではないだろうか。