プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【日本魂】安岡正篤氏に学ぶ~人間学:「地の塩」たる人びと

T・カーライルの言葉を引用して、「地の塩」たる人々の偉大さと大切さを説く

安岡氏の言葉には心に刺さるモノがあります。

私が尊敬する偉人・哲人「安岡正篤」氏はこんな人

 

 

 

 

では、今日も胸に響く 安岡先生のお言葉をどうぞ。

軽薄な言葉、浮薄な行為の絶えぬ、騒々しい世のつまらなさを観ずれば、思考は好んで沈黙の偉大な王国に向かう。高貴な静かな人、それは処々に散在し、それぞれ己の本領に生きる。静かに考え、静かに行ない、新聞に載ることもない人々!

それは誠に地の塩である。」(T・カーライル)

時代の悪風ー今日の子どもは物を知ろうとするが、教えを受けようとする気持ちがあなくなった。

(『憂楽秘帖』)

安岡正篤 人間学 (講談社+α文庫)より

 

まず、T・カーライルの言葉がまるで「今の世(現在)」のことを指しているようでグッと胸が詰まるような、息ができなく苦しいようなものがある。

 

加えて、安岡先生の「時代の悪風」の指摘が更に喉と胸を締め付けてくるものがある。

みんな知りたがりだが、人の教えを受けようとはせず「スマホで調べる」時代だもの。

でもスマホで検索してパっと得られる情報には「地の塩たる人々」の声も教えも出てこないだろう。ネット検索も「広告業界のシマ」になったしね。

 

SNS社会になって 軽薄な言葉・浮薄な行為が増え「拡散・炎上」で目立つようになり

”騒々しい世のつまらなさ”は更に加速しているのかもしれない…

 

でも、こうした世の中でも「己の本領で生きる」高貴な静かな人々は存在している。

沈黙の偉大な王国に「地の塩」たる人々が在るのだ。

そういった人達のように生きるかどうかは「今、私自身が決める」ことができる。

 

なるほどな。

この世界を穢れや汚れから  なんとか必死に守ってくれているのは

こうした「地の塩」たる人びとの存在のおかげかも。

 

命に目覚めた人びとは「静かに考え、静かに行動」している。

今日は1つ大事な「人を見る目、モノを見る目」を得た気がします。

 

(つづく)

 

 

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