第80首の最後まできた(;;)
◆カタカムナ第80首を詠む
※声に出して音を響かせイメージしましょう
ヒト アメノ ウツシ ネ カム ナガラ
ウミ イマ サキ イヤミヨ ヤホ ウミ
アマ マカ ウミ ウツシ ソレ ヤス
カムナガラ ミトロ カエシ アキ ウツシ
スベ ワリ アマ タマ ミトロ カエシ
◆一音一音の示し
「ミトロ」
- ミ(身、実、実体、光、生命力の実質、美・御・深・海・水)
- ト(重合・統合、処・門・音のヒビキ)
- ロ(空間、抜ける、凝集連合し奥からあらわす、路・炉・論)
「カエシ」
- カ(根源の力、力、香・鹿・火・花・果)
- エ(うつる、繁栄・成長、枝分かれしてふえ広がる、愛・江・得・好)
- シ(示し、現象、司る、仕・思・私)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆ミトロ・カエシ とは
第80首の中で2回目の「ミトロ・カエシ」が登場!
潜象から発生した「トロ状のミの重合(凝集連合)=ミトロ」が、
反し・返し・孵しして⇒「新たな状態へ成長・発展・繁栄」してゆくことの示し。
以上が前回の解読でした。
ここで古語辞典から得た「単音の意味」を繋げ読み解き見えたことも足しておきたい。
↓
”「ミトロ(トロ状のミの重合・凝集連合体)」が、「根源の力(カ)を得て(エ)カムナ(カム意)の思いに仕え示される(シ)」=現象化・顕現化する”
ミトロ状(弾性と粘度を持つ)の光・エネルギーの塊が、
根源の力を得て「シ=思・仕・私」化することで「現象化・顕現化」して示される、わけです。これが「神(カミ)の鏡写し=ミトロ・カエシ」ってことじゃないか、と。
更に「ミトロ・カエシ」の音のヒビキから湧いてきたものを足しておきます。
↓
◆古代インド・イランの神「ミトラ(ミトロ)」
「古語ミトロ 意味」で検索して出てきたのが、
何と古代インド・イランの神「ミトラ(ミトロ)」なのです。
- 光と名誉の神
- 光・盟約・正義・友情の神
なのだそうです。
更に興味深いのは「ミ」の音が示すのは「結びつける・縛り付ける」という意味なんだそうです。「ミトロ」とは「むすびの光」のことでるようです。
その「ミトロ」によって神聖なモノと結ばれ「正義」「名誉」に通じ、
更には人との良縁「友情」を結び得ることができるようです。
◆大天使 ミカエル
ミトロカエシ…「ミカエル」という音も似てますよね。
そこで「ミカエル」という名が持つ意味を調べてみると
↓
「神に似た者」とありました。
もっと細かく見ていくと、
- ミ=誰
- カ=~のような
- エル=神
となっているので「神のような者(存在)」ってのがより正しい意味ではないか。
神の意志・意図の第一実行者(仕える者)ではないかと。
こうして音のヒビキと世界の古代神話を追っていくと
どんどん繋がってる気がしてなりません。
次回からは、「古事記」の解読を深めつつ
そこから更にカタカムナの示しをもう一段深く探っていこうと思います。