運命の子「火の神」の第三の名でございます。
私はこちらを第一の名だと思い込んでおりました…
古代文明の智の探求から、「古代日本って凄くない!?」と気づき、古代日本の智の探求に夢中な私です。古代日本の智の中でも「とんでもなく凄い」と思っているのが「日本語のヒビキの発明(創造)」です。
神代文字など、古代文字と現代日本語の文字の形は変わっておれど、日本語のヒビキは変わっておりません。「日本語のヒビキ」は古代から受け継いだ「秘宝」なのです。
そして、今、私は「古事記」が示す神名や地名、事名の解読に挑んでおります。
では、解読の続きへ
今回はイザナギ・イザナミの二神の交わりによる「神生み」に「終わり」をもたらした「運命の子=火神」の3つ目の名に隠された真意を探りたいと思います。
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「火之神」だけではなく、この名は「火之土神」とも読み取れます。
「火の迦具土の力」のとも。
やはり、この火神の「火」は天の日(ヒ)ではなく、「地の火(ヒ)」を指していることが伺えますな。
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この「土(ツチ)」は「天地(あめつち)」の「ツチ」で「造化機関たる土(地球・その内部)」を指していると思われます。
この火の神の第三の名によって「地の造化」の仕組みが明かされているのです!!
と、同時に「生命体たる地球の実体」も明らかに!?
「カ音」カタカムナでは「カ=根源の力」を表す。
⇒カムの「カ」によって具象化・事を成す(生命・現象化を起こす)「火」、
それが「土(ツチ・地中・地球)の造化力」だと示されています。
「火の迦具の力」こそ「土神(造化機関たる地の神霊力)」だ!
更に興味深いのは「迦によって具成す」という示しなのです。
「迦」の字は2つの象形から成る字で、
- 十字路で立ち止まる足⇒二本足(=左右の柱)が立っている状態
- 力強い腕と口⇒力と祝詞のヒビキで(造化の)作用を加える
ということ(太字部)が隠し示されている。
地の「火」というのは、地球内部(内核)の火=「地核と高熱・液状の循環運動している鉄の力・エネルギー」を指していると思われますが、これは我々の内核である「生命の火=霊(ヒ)」もまた同じ構造にできているという示しでもあるのではないでしょうか。
”二本の火柱が立ち、そこから「根源のカ」が湧きだしており、二本の柱の間を「祝詞のヒビキ(霊・ヒのヒビキ)」がヒビキ合い(交流)、具象化が成される”
(これが地の造化の仕組みではないでしょうか)
つづく