プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】天地創成・特別な天津神①天之御中主神

遂に本文にはいるぞ~ 天地創成(天地開闢)から古事記ははじまっている。

カタカムナの解読+日本語の響き・創りの神秘を探る」という道を通り、古代日本の智恵が暗号化され詰まっているであろう「古事記」の解読に遂に乗り出した、私です。

 

私が古事記解読の相棒に選んだのは「この1冊」

 

では、古事記・序文の解読を終え、本文にはいってゆきます~

<天地創成>

~特別な天津神神世七代

天地初めて発くる時に、高天原に成りませる神の名は、天之御中主神

古事記より)

日本語は「音のヒビキ」が先にあり、「読み音」が重要なので、この第一文の読み音を確認しておきましょう。

”天地(あめつち)初めて発(ひら)くる時に、高天原(たかあまはら)に成り(なり)ませる神の名(みな)は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。”

 

 

天地が初めてひらけた時=天地開闢の時

天地がひらけ遮るモノなく広がる、その始まりの時から古事記ははじまっている。

ちなみに「天地開闢”闢”」の字が示すのは「左右に押し開く」という意。

 

「發(ひら)くる時」=出発、発する、始まり

この漢字をあて「ひらくる時」の意を示しているということは…

「天地」とはカム界(虚・内)からアマ界(実・外)に発現したということだろう。

ここは何気にビッグバンと同じイメージなんだね(φ(..)メモメモ)

カムからアマに「アメ(・)」が発現して、そこから左右に押し広げるように「天地が開かれた」ということを「天地開闢」という表現は示している。

この世界ははじまりからずっと基本的には「左右に広がっている」わけだ。

 

第一の神:天之御中主神

天地が初めてひらくる時、高天原(天上世界)に成り(出現し)ませる神の御名は、

「アメノミナカヌシノカミ」

カタカムナでは「アマノミナカヌシ」

 

この神名が示す意味を考えていきましょう。

「天」と云う字の成り立ちを調べてみると、

”人間が手足を広げた状態を表す「大」の字に「頭(大き目)を付け加えたもの”だそうです。これにより人の頭上の空間=天(大空)が示されているようなのです。

 

天と人との境界に「第七チャクラ(頭部・脳)」が深く関わっていることを示しているようにも見えます。

 

「之」と云う字は「止(止まる足)」と「一(出発線を示す横線)」から出来ており、「今から一歩を踏み出しスタートする」という「行く・往く・出る」意を示しているんだそうです。

カタカムナで「ノ=変遷する」というのも「形を変え進む」意を強く秘めているのかも。

 

「御」=神仏、天皇、高貴な存在に対する敬意の示し、ですが「ミ」の音を響かせているので、私は勝手に「御霊(ミタマ)」を示していると解釈しております。

 

「中」と云う字は「物・口」を一線で貫き「内・中・(中心・中芯)」の意を示している。「内と外を貫き。繋ぐ中心柱」にも見える。

中心(真ん中)というよりは「内・中」の意が強いとうことが重要かな。

 

「主」と云う字は「ある物事を主宰・支配・所有し、常に中心にある人(存在)」を示し、その成り立ちは「燭台の上に火が燃えている」形から出来ている字だそうです。

主とは「常に中心にある聖なる火(を司る人)」とも読み取れますね。

 

天之御中主神」とは

「アマに出現したアメ(はじまりの御霊)であり、アマ界そのものとアマに生成するアメ(生命・現象の芽)の内・中にある主(ぬし)であり、アマーアメの常に中心に在り続ける、この世界の主宰神にしてカム(内)アマ(外)を貫く中芯柱(御柱=神)」という意を示している名だと読み取れます。

 

ただ、もっと深い意味が込められていると思います、今の私にはこれが精一杯の解読なだけなのです。

 

(つづく)

 

 

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