やっと「黄泉比来坂」まで逃げきたぜ~
ということで古事記の解読の続きへ
なほ追ふ。黄泉比来坂の坂本に到る時に、其の坂本に在る桃子三箇を取り持ち撃てば、悉く抜き返りぬ。
(「古事記」より)
場面はいよいよ「黄泉比来坂・よもつひらさか」ですよ~
この坂は一般には『黄泉の国とこの世の境界の斜面状の坂』と言われております。
実際に「島根県・出雲」の地に、「黄泉比良坂」とされている場所がありますよね。
この「あの世とこの世の境界の坂」をどんな風にイメージしてますか?
私の中に浮かんでいるイメージは「こんな」な感じです。
↓
黄泉(よもつ)・ヒ螺逆(ひらさか)
黄泉国と地上界の「境界・接点」で「ヒの螺旋運動が逆向きになっている」んじゃないか、と。
この「ヒの螺旋の逆流点」に向かって、こういったロート状の傾斜状にある全体を「黄泉比来坂」という境界と読んでいるんじゃないか、と考察中。
んで「よもつ」には「豫母の」という意味もありますので、
「豫母都(よもつ)=人の世~大自然の母となる予象」にも「ヒ螺逆(ひらさか)」が在る(内在している)ってことなんだと思われます。
「ヒ来坂」で「ヒが来る坂」とも読めますからね。
黄泉比来坂の坂本(逆元)ってのがピンポイントで境界の接点である逆流点を示しているんでしょうね。
その「坂本=逆元」に気になる木が生えてますよね、実をつけて~
次回はここに迫ってゆきたいとおもいます。
(つづく)