プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【劇場版】ムーミン谷の彗星 パペット・アニメ~感想:妖精世界にも天変地異が!

劇場版 ムーミン谷の彗星(字幕版)

めっちゃ可愛らしい、いい立体感のパペット×アニメです~

身体の丸み×ペラフェルトの手という絶妙バランスが

 

 

なんか、より「ムーミン谷の世界の実写じゃね?」と思わせてくるのです。

 

劇場版 ムーミン谷の彗星(字幕版)

劇場版 ムーミン谷の彗星(字幕版)

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劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメ~あらすじ

 

ムーミン谷に越してきたムーミン一家

ムーミンはパパとママとスニフと仲良く平和に暮らしていましたが

ある日、森の異変に気が付いたのです。

 

森の土や花が灰色に染まってる…

何これ、怖い(><)

そこで博識なジャコウネズミさん(哲学者)に尋ねてみることに。

 

ジャコウネズミさんの返答は

「彗星が接近している、追突すればこの世の終わりだ」

という恐ろしいものでした。

 

すっかり不安と恐怖におびえるムーミンとスニフ…

パニック状態にあるふたりを心配したパパとママは

「ふたりで天文台にいって学者さんに聞いてきてごらん」と提案。

 

ムーミンとスニフはイカダに乗り

ふたりだけの冒険に出発

 

旅の途中でいくつもの困難や

新しい出会いを通して、今までより広い世界を知るのです。

 

『4日後に彗星がこの星に衝突する』と知り

ムーミンたちは急いでムーミン谷へ帰るのですが

その帰路で目にしたのは

 

干上がった海…イナゴの大群に食われた森…赤く染まった空

これから一体どうなるのか?!

 

みんなで「その時」を迎えるのです。

 

※以下、ネタバレ有の感想・考察いきます

 

ムーミン谷の世界にも天変地異と終末が⁉

私は子供の頃にTVアニメ版で「ムーミン」を見ていた世代なのですが

この劇場版を見て驚いたのは

「こんなに現実味ある危機感・緊迫感ある話だったけ??」という点です。

 

ムーミン谷=妖精世界」

我々人間の現実世界と膜で重なる様に接する別次元世界

って私は思い込んでいたので

妖精世界にも彗星衝突のとか天変地異の危機があることに驚き!

 

しかも、どことなく「終末論」を感じさせる

赤い空、イナゴの大群、というサイン…

 

ムーミンたちの妖精世界も我々人間世界と

「地球」を通じて重なり合っているのかもしれませんね。

 

◆わがまま?マイペース?みんながまず自分中心

「あーこれでいいんだよなぁ」って気づかされたのが

登場キャラたちが皆それぞれにマイペースで

「まず自分中心」に日々生きているんですよ。

 

ムーミンは心配性でおせっかいで惚れっぽいし

スニフはけっこう物欲強めで、

小さいことに強いコンプレックス抱えてるし、拗ねやすい。

 

スナフキンは超マイペースでつかみどころのない奴だし

スノークのおじょうさん(フローレン)は鏡好きで自分好きで

さらにドジなのに行動力はあるから事故りやすい…

 

ジャコウネズミさんは、悲観的なことばかり言う気難し屋さんだし

スノークはお洒落なメモ魔×仕切り屋の意識高い系だし

パパとママは超絶マイペースで

「世界の終りの日」にドでかいケーキを焼いている…

 

でもね、なんか「自分を尊重して日々生きてる」からこその

他人も尊重する姿勢があるんですよ。

「あ~そういう事だよなぁ…」って教えられた気がします。

 

他人と自分が相対的な関係に無いんですよ。

競わないし、意見や思想における侵略や攻防も無いんです。

 

みんなが自分の世界を生きていて、世界の中心は自分なんです。

そして自分の世界と他人の世界が触れたら「やぁ、どうも」って感じ。

 

◆衝突の日~その赤き彗星の軌道に注目!

なんかね、もの凄く「うっ」とくるものがあったんです。

有り得ない角度で軌道を変えたんですよね(‘~‘)

 

でも、この「あり得ない角度、軌道」ってのが

実はあり得る事じゃないか?って思えたから

なんか気持ち悪いんですよ。

 

地球に大きな衝突が起きていない理由がここにあるのかも。

地球は何かバリア状の次元の膜に守られているんですかね?

 

「宇宙が地球に、人間に都合がよすぎないか?」説が

気になりだしてしまった私です。

 


www.youtube.com

 

とにかく

この赤い彗星の軌道を見るだけでも

とても価値ある映画だと思います。

 

パペットたちも素晴らしかったしね。

 

 

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