2001年の映画らしいが印象的にはもっと古めかしい感じ…
でも、その分なんだかリアルさが増している。
この映画ポスターってかDVDジャケ…出来過ぎ君だろう。
もっと、もったり泥臭く血なまぐさい映画になっております。
【映画ネバー・セイ・ダイ~感想】
なぜ中東で闘いは終わらないのか?
なぜ世界で争いは終わらないのか?
多くの人が平和を望んでいるのに、どうして戦火は燃え続けるのか?
そのことに作中の人物が鋭く的確に答えてくれています。
人々が国と国、種族と種族で闘いをはじめると「光と闇」の対立が生まれ
双方が己を光、敵を闇と認識し戦うことになる。
その時、「その裏」で暗躍する者・組織が現れ 「戦い」で莫大な儲けを生むビジネスで私利私欲を満たした彼らは「戦いが終わることを妨害する」ようになり
大きな金と組織力をもつ彼らの支配力により「戦い」の火は消えるどころか
激しさを増し燃えあがっていく、んだと。
こんなにハッキリと言葉にして示していることに驚いた。
けっこう攻めた映画造りしてたんだなぁ、と感心しきりっす。