めっちゃ面白い映画見つけた!
シニア名優たちによるアベンジャーズ×ドリフターズみたいな感じ(‘v‘)
面白いキャラしか出てこないのもいいよね。
「あっ、見たことある!」
「この顔知ってる!」
という名優たちが繰り広げる社会派(?)ドタバタコメディ
↓
映画 グランドダディ・デイケア~あらすじ
作家のフランク・コリンズ(リノ・ウィルソン)は
前作以来5年間創作スランプ中
高校教師の妻と思春期の息子と暮らす家に
前科者で服役中に弁護士の資格を取った義父エドワイルドは
いびきが酷く、文句も多い…得にフランクとの仲は微妙だ(^^;)
仕事部屋に入り、執筆作業をしていると
なにかと義父が邪魔してくるのでフランクが困っていると
妻から思わぬ提案が!
「父の友人を家に招いて、お互いにケアし合って過ごしてもらえばいいのよ」
友人たちと義父が楽しく過ごしている内に
執筆活動に集中すればいい、と。
早速、義父の馴染みのメンバーを招き試してみると
思わぬ事態ばかりが巻き起こりフランクは振り回されヘトヘト(^^;)
もう、コリゴリのはずだったのだが
招いた老人の家族から
「またこうして預かってくれると助かるわ、1日100ドルでお願い」
と言われ心が動く。
5年も新作が出せていない為
収入は無く…税金の督促状も突きつけられ
切羽つまっていたフランクは当面の現金を稼ごうと
「シニア交流会」と称して、募集をかけ10人程度を
1人1日100ドルで高齢者を預かることに。
なかなかの曲者揃いの老人たちに
ハチャメチャに振り回されつつも
フランクの闇デイケアセンターは軌道に乗りはじめる。
ところが、社会福祉課の担当者に目をつけられ
閉鎖の危機に!
弁護士資格を持つ義父と力を合わせ
なんとかここに集うみんなと「グランドダディ・デイケア」施設を
守ろうとフランクは奮闘する。
ここに集うみんなも
だんだんと絆が生まれ、この場が大事なものになっていた。
フランクとエドワイルドだけでなく、
みんなが仲間とここを守るために立ち上がる!
この施設の弁護士となり法廷で闘うコトに。
崖っぷちのグランドダディ・デイケアを救うことはできるのか!?
グランドダディ・デイケアに集う曲者シニア達
みんな「あっこの人知ってる、見たことある!」という名優ばかり。
- ビッグ・ルー(75歳 元軍人)
- ボニー(ルーの妻)
- ダン・ノース(ダイナマイトのダンってCM有名人)
- ミリー(家族の写真を持ち歩くおしゃべりおばぁ)
- ブランチ(新入りの美人グランマ)
このクセ強シニア達がめっちゃチャーミングなのです。
基本自分勝手(マイペース)にやりたい放題、
ミリーが家から持ってきた「痛みが治まるキャンディー」を配り
みんなで食べたら…ハイになっちゃったり(^^;)
後半のハラハラドキドキのミッションシーンでは
それぞれがこれまでの経験を活かし大活躍しますよ☆
義父の友人の会計士がアジア系シニアで
なんと!あの「ビッグバンセオリー」の中華レストランのおじさんだよ~
ちなみにフランクの息子ジョーダン君は
リメンバー・ミーの主役の声を演じた少年なんだとか(噂)
どうりで作中の歌唱シーンすごかったわけだぜ~
「長生きしたい理由ができる」ホーム
ここに集うシニアがだんだんとイキイキしていく姿がいい!
交流したり、経験を活かして人の役に立つことで自信を取り戻したり(^^)
更には「新しい恋」まで☆
んで、このイイ流れをつくっているのが
フランクの心(無意識)に在るのです。
フランクは切羽詰まって現金欲しさに
このデイケアをはじめましたが
当初からここに集うシニアのことを
「自宅に招いた友人・客人」と表現していました。
フランクの意識の深いところでは
「老人=介護」「老人=やっかいな存在」ではないのです。
だからみんなにも手助や協力をお願いするしね。
「老人=年齢分の知恵の塊」みたいな言い方してたし。
義父が時々認知症でパニックになった時も
義父が何度も繰り返し語る過去の栄光自慢話を想いだし
その話を聞かせてとお願いすることで
記憶を取り戻す(今につなげる)ように誘導している。
適当に話を聞き流しているようで
そこに濃い記憶と義父の誇りが詰まってることを
ちゃんとわかっているのだ。
こうした人と向き合う姿勢、尊敬っす。
最後は大暴れ、名優ドリフターズ!
最後のみんなで大暴れ、ブランチを救え大作戦は
もう名優ドリフターズ感あふれているので
たっぷり笑って楽しんで♪
悪役(?)である社会福祉局の厭味な職員さんも
いいキャラしてます。
フランクそっくりなの!
↓
このフランク(被り物)に眼鏡した感じだよ。
私も観ながら何度も声出して笑っちゃったので
リラクスして大笑いして楽しんで見て欲しい映画です。