プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女映画部】Knock Knock ノック・ノック~惨いいじめにあった少年が大人になり復讐鬼へ

お題「最近見た映画」

Knock Knock-ノック・ノック-(字幕版)

キアヌ主演「じゃないほう」のノック・ノックです(^^;)

イーライ×キアヌの作品の方が有名すぎて、可哀そうな作品。

「いじめ」の加害者は「昔の話」にしがちだけど、

被害者の中ではその怨みは消えることなく大きく成りつづけるとよくわかる話。

 

 

20年育てた怨みは少年を復讐の鬼に変える。

優しかった少年が悪魔になる、

それほど「怨み」の力は大きい。

 

 

ちなみに多くの人が見て話題にしているのは

こっちの「ノック・ノック」

 

ノック、ノック(字幕版)

ノック、ノック(字幕版)

 

 

では、「ノック・ノック」の映画感想日記いきますっ。

 

 

アメフト部員とチアのイケイケ高校生たち

物語のメインは

アメフト部員とその部員の恋人チアガールたちという

スクールカーストでもトップに君臨するイケイケ達(^^;)

 

地元の名門校で地元でも応援される名門アメフト部なのだ。

 

彼らのキラキラした青春を覗き見る

ひとりの用務員の青年

発達障害知的障害者のようです)

 

チアリーダーの中でも優しい性格のニコールには

元刑事の祖父がおり、関係はギクシャクしている。

仕事の鬼で家庭をかえりみなかった祖父への母の想いが

そのまま娘にニコールにも反映されているようだ。

 

次々に惨殺されていくアメフト部員たち

そんなイケイケな彼らに不気味な影が近づいてきています。

ニコールはこの殺人鬼の視線を誰よりも早く敏感に感じ取っていた。

 

次々に惨殺され

酷い状態の遺体で家族に発見される部員たち。

首をかっきり、内臓を引き出し、

家族が発見するようにワザと目につくように

遺体を派手にめちゃくちゃにして去っていく犯人。

 

仲間がひとり、またひとりと殺され

そして彼らと関係のあるチアの子まで

惨殺される。

 

Knock Knock-ノック・ノック-(字幕版)

家族が発見した時には

こんな姿でバスルームにつるされてるのだ。

 

ニコールの祖父がベテラン刑事の勘で犯人に迫る

 

ニコールの前では冴えないダメ祖父(;;)

娘や孫への接し方がわからない男であるのは事実だが

「刑事」としては仕事に生きてきただけあって

さすがの捜査・推理力で犯人を追っていきます。

 

殺されている高校生たちは同じ学校のアメフト部とチア部員だった。

ところが、ある日他校の学生も惨殺された。

派手に遺体をバラバラにし、晒していく手口は同じ犯人のもの。

 

そして、殺されている学生たちの共通点は

「彼らの父親」にあることを突き止める。

彼らの父親たちは、かつて

この街の名門アメフト部の選手たちだったのだ。

 

その世代のアメフト部員の中で気になる存在を見つける。

火事で死にかけた子がいる。

彼の父親は事業の失敗を補てんするために保険金目的の

火事を起こしたとして終身刑になっている。

 

 

ノック・ノック殺人鬼の復讐計画

 

映画を観ている私達には犯人の姿が見えている。

悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 (字幕版)

かなりレザーフェイスに似ている・・・

フェイスマスクにもじゃもじゃヘア。

 

しいて言えば、レザーフェイスよりちょっとおしゃれさんです。

シャツに揃えスーツのベストとパンツスタイルなのだ!

割と正装で「こと」に及ぶのですが、ここにも理由があるよ。

 

火事で父親を亡くし

自身も酷い火傷をおった彼は復讐のために戻ってきた。

 

あの日、父の葬儀会社にまで押しかけてきて

手足をしばり棺に入れ、笑いながら火をつけ逃げていった

アメフト部のいじめ加害者たちに思い知らせるために。

 

いじめにより大事な家族を失い、全身火傷で醜い姿にされた。

だからいじめ加害者の子供たちを無惨な姿で殺し

いじめの加害者本人が第一発見者になるようにしたのだ。

 

殺された子たちはみんな

父親の職業を連想させるような遺体状態で発見されている。

そこに復讐鬼のメッセージが込められているのだ。

 

皮肉なことに

このメッセージをいち早く理解したのは

ニコールの祖父だった。

 

謎のラスト!消えた復讐鬼

最後にいじめの主犯格であったヤツの娘ニコールを

棺にいれ火をつけようとしたところ・・・・

ニコールの祖父が孫を助けるためにやってきた。

 

ここでニコールの祖父はなんとか孫を助けるが

自分がやられてしまう。

このピンチにニコールの祖父とペアを組み

刑事として急成長を見せたお色気刑事が銃で犯人を倒した!

 

4発の銃弾を浴び倒れた殺人鬼は

何とその姿は消えてなくなっていたのです。

 

そしてまた次の家のドアをノックする音が・・

 

考察:強い怨みの念がつくる実体を超えた存在なのか?

最後に至近距離で撃たれ倒れたのに

近づいたら姿が消えていた・・跡形もなく消えていた・・

非常に気になるポイントである。

 

このことについて面白い考察をしている人がいた。

「いじめの被害者リコ・ボルピーの念が殺人鬼ノックノックとなって

復讐をしていたのではないか?」

こんな内容の感想を書いている人がいた。

 

なるほど、そうだとしたら消えたのも納得。

やたらと凄い腕力・怪力具合も納得。

 

この意見を聞いて、私はさらにラストシーンで

また別の家をノックして終わる、あの違和感を納得させることができた。

たぶん「殺人鬼ノック・ノック」は殺したい程に相手を怨んだり

悔しい思いをしている人の「念」に反応し繋がることで

「復讐鬼」として実体化できる存在なんだろう。

 

今回はいじめ被害者リコ・ボルピーの「悔しさや怨み」の念と

融合したけど、また別の人の念と融合したため

次の相手のドアをノックしたと考えると納得できる。

 

「ノック・ノック」自体は今回のいじめ体験からきているんだけど

ドアのノックはふつう一般的行為だしね。

 

最後の最後に迷宮にはいった私です。

 

 大事なことなのですが、

この復讐鬼は無惨な姿の遺体を残しますが

実は切断したり、腹を裂いて内臓を引っ張り出すのは

死んでからなのです。

 

※次の映画感想につながる大事な部分でした

 

 

 

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