憎たらしい「俺様」社長・家族よりも仕事優先の不在パパが
事故で猫と体が入れ替わって大暴れ!
でも猫となって妻と娘と家で過ごす中で大事なことに気が付くよ。
世界一の自社ビルと建設中の大企業ワンマン経営者のトム。
仕事・仕事で家庭は後回し、、、、
会社でも「俺の会社」ということで
周囲の意見を聞かずに「俺の決定」で強引に突き進む(^^;)
そんな「俺様トム」が猫になって家で会社で大暴れしながらも
大事なことに気が付く「心の栄養剤」になる映画です。
一度見てめっちゃ大好きになった作品(^^)
時々見て心にエネルギーチャージしたい作品なので
お気に入りのポイントを書いてみます。
- 「メン・イン・キャット」のあらずじ
- 猫になったパパはトム&ジェリーのトムそっくり!
- パパっ子の娘がとっても可愛い!
- 成人した息子もとってもいいヤツ!
- 「猫には9つの命がある」不思議な猫屋さん
- ところどころに「日本」がチラチラ現れるよ!
- 家族には絆があるけど、やっぱりコミュニケーションは大事
「メン・イン・キャット」のあらずじ
一代で世界一のビルをアメリカに建設する程の
大企業を築いた「俺様」経営者のトム。
会社でも家庭でも「王様・俺様」で
常に「自分第一主義」(^^;)
ファイヤーブランドCEOとして
ここ数年は「世界一のビル」建設のことしか頭にない。
仕事>>>>家庭
こんな生活なので1度目の結婚は妻と憎みあって離婚(--;)
息子は成人し、「父の側で働きたい」とファイヤーブランドの社員となっている。
2度目の結婚はとっても優しく明るく美しい妻と
妻に似てめちゃくちゃ性格のいい美人な娘に囲まれ、
家族との時間が少ないのに娘からはめっちゃ慕われている。
娘の誕生日にも仕事優先の夫に妻はちょっと不満を抱き始めている。
会社では世界一のビル建設に莫大な資金をつぎ込んだため
「株式公開」を進める役員たちとトムは激しく対立する。
トムは自分の会社を売ることはしない!と絶対に許さない構えなのです。
娘の誕生日に交通事故によって
プレゼントとして買った猫と体が入れ替わってしまう(;;)
しかも自分の元の体は意識不明の重体。
トムの容体に沈む家族の元に
飼い猫としてトムはやってくる。
猫として妻と娘と今までにないほど
近くたくさんの時間を共にする中で
トムは大事なことに気が付きます。
会社ではトムが明日をもしれない状態というのを
いいことに株式公開や経営者交代の準備が勝手に進められていきます。
トムの息子がなんとか父の会社を守ろうと立ち上がるのですが・・・
幸せな大富豪に見えて
実は自分の見えていなかったところで
人々の不満や反感を買っており
足元が崩れまくっていたことを知ったトムが
猫のまま家族と会社を守るために大暴れ!
猫になったパパはトム&ジェリーのトムそっくり!
猫になったパパは
酒を飲んで千鳥足で家じゅう転がりまくるし
犬に追いかけられて大ジャンプするし
家中めちゃくちゃにするし
ホントに「トムとジェリー」のトムそっくり。
でも、だめおじさんが中身でも
猫だと・・やっぱり可愛いのだ(^^)
妻と娘に時には優しく
時には勇敢に二人を守り
時に二人を笑顔にする活躍ぶり!
ちなみに、猫になったパパの名前ですが
「ミスター・もこもこパンツ」と呼ばれています(^^;)
エサ入れに書かれていた名前がそのまま呼び名に。
パパっ子の娘がとっても可愛い!
なんでこの「俺様」おっさんの娘が
こんなにいい子で可愛いんだ(;;)
と、思ったら100%奥さん似だった。
娘の誕生日パーティーだって
仕事、仕事で不参加のパパなのに
なぜかこの子は「パパ大好き」なのだ。
天使か!?
容姿も可愛く、
表情がホントに影も卑屈さもまったくない
清き笑顔の天使なのです。
成人した息子もとってもいいヤツ!
前妻とその娘はシンデレラに出てくる「継母と姉」くらい
嫌味で金好き、派手好き、自分大好きな「ザ・悪女」なんですが
なぜか息子だけはめっちゃまっすぐでいいヤツです(^^;)
なぜなんだろう・・・
父の会社で働いているのも「会社の次期社長」目当てではなく
小さい頃に父と全然一緒に過ごせなかったので
「少しでも父の側にいたい」という理由なんだよ(;;)
父がこん睡状態の間も
父の会社を守るために奔走します。
最後は命がけで会社守ろうとするんだぜ。
このシーンは父との思い出と結びつく
素敵なシーンやで!
「猫には9つの命がある」不思議な猫屋さん
チャーリーとチョコレート工場を彷彿とさせるような
ファンタジーの世界から飛び出てきたような
「不思議な猫屋の店主」を演じています。
↑
チャーリーとチョコレート工場の元の映画で
こっちの方が色々ぶっ飛んでいます(^^;)
「猫には9つの命がある」という
英国のことわざから生まれた映画のようだよ。
猫はその9つの命を使って
なんと!「人間の心を失いかけている危機的な人」を救っているのだ。
時々は救えないこともある。
その場合はその人間は猫のまま一生を終えるのさ。
ところどころに「日本」がチラチラ現れるよ!
トムの愛車も
奥さんの愛車も
レクサスだし。
娘はキティちゃん好きだし。
猫好きな娘のためにって
社員が日本の猫島を紹介している。
家族には絆があるけど、やっぱりコミュニケーションは大事
クリスマスや
家族の誕生日なんかに
是非ともみんなでみて欲しい映画です。
もちろん私のように「心の栄養剤」として
定期的にみて心にエナジー補給するのにもおすすめ!
家族って「絆」で繋がってるから
ついついその目に見えないものに頼っちゃうけど
やっぱり人と人だから
一緒に過ごす時間や空間の共有体験や
会話やコミュニケーションが大事だよね。
そういった「当たり前」過ぎて
忘れがちな大切なことを思いださせてくれる作品です。
猫がおっさんぽい行動とったら
実は本当に一時的におっさんを救うために
体を貸してあげているのかもしれません。