色々言いたい事のある映画。
お前ぇぇぇぇ!!ってなった。
主人公がホラー映画の脚本家であるという設定が・・「こらぁ!!」
ずっと違和感を感じていた。
そうキャサリンとキャシーってのも
3階に住む婆さんも
とにかく女性ならこの違和感にすぐに気が付くはず・・
まずは見て欲しい
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いつもは映画に込められた意図を
私なりに深く掘ってみるのですが
今回は久しぶりに
ラストで「お前ぇぇぇ!!!」ってなった。
- 主人公がホラー映画脚本家である違和感
- 違和感②都合のいい美女がジョンの前にあらわれる
- 違和感③3階に家から出てこない婆さんが住んでいる物件
- 違和感④なんだかんだジョンが強い
- 違和感⑤「お前ぇぇぇぇ!」ってなるラストのオペラ
主人公がホラー映画脚本家である違和感
次回作のために
日常から離れ創作に集中したいからと
郊外の古い館を短期間借りる主人公ジョン。
いい、いい、ここまではよくある設定だ。
ただなぜかジョンの職業が「ホラー映画脚本家」と
いやに説明的なのだ。
ココの設定からしてめちゃくちゃ怪しいじゃねーか!?
そして私はずっと彼にどこかイライラしながら
最後には「お前ぇぇ!!」となって映画を観終えた。
違和感②都合のいい美女がジョンの前にあらわれる
ジョンが家を借りて初日に既に
近所に住むという美女と親しくなるのだ。
「ええええええっ!?」
まーいいんですよ。
そんなこともあるでしょう。
私の人生と違ってドラマチックな現実だって
世の中ゴロゴロしとるんでしょう。
でもこの美女ね、違和感半端ないんですよ!
- ほぼ毎日ジョンの家に遊びにくる
- ジョンに対して理解・共感示しまくりで怪しい
- いつも同じ服??
- たまに表情が怪しい
- 現実と幻想の境目は無い・・みたいなこといいだす
まー違和感ポイントはたくさんあるんですけど
私が一番「そりゃね~わっ」って思ったのが
ジョンと親しくなるきっかけのつくり方がこちら。
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「ベリーパイ作ってるんだけど、お砂糖がなくて・・・
お砂糖貸してもらえる??」
って言って出会った翌日に
ジョンの借りた館にやってきたんですよ。
お菓子を作るのに「砂糖がなかった」だと??
普段料理しているのに「砂糖がないことに気が付かなかった」だと??
そんなとこある!?
いや、うっかりにも程があるし
砂糖の管理もできない人は「ベリーパイつくり」しないわ、きっと。
とになく設定が激古のドラマか漫画みたいだし
なんやこれ~!?
そしてジョンの都合のいい恋愛観に対しても
やたら理解を示せる彼女・・・
この違和感から割り出した私の仮説はこうだ。
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この女・・男の妄想から生まれた幻想のようなヤツだな・・・
違和感③3階に家から出てこない婆さんが住んでいる物件
いや、不動産屋の後出しジャンケンなんでジョンだけを攻められないけど。
でもね、
家の鍵を受け取るときに
説明受けている最後に
「あと1つ・・たいしたことじゃないんですけど
お伝えしないといけないことが・・・」
って前置きに後に不動産屋の女が言ったことが突飛過ぎなんですよ!
「1階~2階までは自由に使ってください。
ただ3階は以前からの住人がいまして・・・
でも部屋から出てくることはないので気にしないでください」
いや、いや、いや
3階に見知らぬ住人がいるだけでも
すげーーーー気になるのに
「絶対に部屋から出てこない住人」って
もっと気になるっつーのっ
生きてるの?
死んでるの?
家から1歩もでないで何年もどう暮らしてるの?
ぜってー借りねーよ、そんな家!!!
※私の心の叫び
違和感④なんだかんだジョンが強い
どう考えても戦闘能力の低いアート系男子のジョン。
なのに妖怪のような狂気の殺人犯よりも
何気に腕っぷしが強いのだ。
んなわけねーだろっ
私だって狂気の人間の尋常じゃないパワーくらい知ってるぜ。
違和感⑤「お前ぇぇぇぇ!」ってなるラストのオペラ
正確に言うと
「お前か一いっ!」ってなった。
そもそも借りた家はこんなに不気味じゃなかったしね。
もっとちゃんと素敵な古い館だよ。
と、まー色々ツッコミどころの多い映画ですが
暇な時に是非「ツッコミ力」鍛えるために見てみてください。
では、また~☆