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【映画部】「FRANK フランク」感想・考察~才能が無い人たちの叙情詩(ほぼ実話と知り驚く作品)

お題「最近見た映画」

FRANK フランク(字幕版)

この被り物をかぶった人物が実在したコメディアンと知り

映画の味わいが更に深くなった作品

「自分には才能が無い」という恐怖と悲哀と

「才能ある人」への憧れと嫉妬と劣等感が渦巻く映画

 

 

作品のサムネを見た時

(映画のポスタービジュアル)

コマ撮りアニメーションなのかと思ったら

普通に実写で張りぼて被った人物だったという驚き!

 

それがこの作品との出会いです。

 

FRANK フランク(字幕版)

FRANK フランク(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 

この張りぼて被った男性が映画のタイトルにもなってる

「フランク」です。

彼はずーっとこの被り物をかぶって生活しています。

24時間ずーっと

 

この奇妙な男になぜか周囲はみんな惹かれてしまうのです。

ミュージシャンで成功することを夢見る青年ジョンも

だんだんとフランクの魅力に引き込まれていくことに。

 

 

映画フランクのあらすじ

音楽での成功を密かに夢見る青年ジョン

自分でも作詞・作曲に挑戦しているが出来上がるのは駄作ばかり

自分でつくった曲も恥ずかしくて人前で披露できない始末なのだ。

 

そんなジョンがひょんなことから

フランクが率いるバンドの新キーボードとして

バンドメンバーに加わった。

 

変な被り物を四六時中かぶり、

流動食を食べ、ソーセージ臭を漂させる奇妙な男がみせる

音楽の才能や破天荒っぷりや周囲の人を惹きつける魅力に

ジョンも次第に引き込まれていく。

 

今までの生活を捨てフランク達と生活を共にするジョン。

フランクたちとのバンドでの成功を夢見て

アルバムを完成させ、SNSでバンドの様子や曲を発信し

ネットでの反応も大きくなっていき

大きな新人発掘ライブに出ることになるのだが…

 

成功を掴みかけたところで

一気にすべてが崩れ始める。

 

そこにあった真実とは…

最後に彼らに残ったものは何なのか?

 

※以下、感想考察は大いにネタバレありでいきます

 

フランクの才能に集まったバンドメンバー

ここでフランクのバンドのメンバーを紹介しておきたい。

 

①フランク(リーダー)

FRANK フランク(字幕版)

この被り物の男がバンドのリーダー、フランクです。

このバンドはフランクの才能に惚れこんだ人が集まってできている。

 

いつも明るく、子供のように破天荒だったり

詩的だったり、語学や文学にも精通しているようで

人の心を掴むのがうまい。

 

14才から寝る時も入浴時もずっと

この被り物をかぶっているので

誰も彼の素顔を知らない。

バンドを結成するきっかけとなったジョンとは

精神病棟での出会い。

 

②ドン(バンドのまとめ役)

バンドのまとめ役で音響やレコーディングを担当

精神病院に通院中にフランクと出会う

元々はキーボード担当で作曲もしていた

でもフランクの才能に触れるうちに

自分の才能の無さに気がつき

作曲も演奏もやめてしまう。

 

③クララ(フランクにぞっこんのテルミン奏者)

フランクにぞっこんで女としてフランクに求められる日を待ち続けている。

気性が激しく、気に入らないとライブ中でも演奏をやめ出ていく

フランクに気に入られ始めるジョンに対しイライラ

そのためジョンに対しいつも意地悪で嫌味な態度

ションの作曲や演奏に足しても

「あんたには才能がない」とはっきり言う。

 

④ナナ(パーカッション)

主にドラム、パーカッション担当の女性

口数は少ないがジョンのことをよく思っていない

ジョンがフランクを利用して

バンドの方向性をかえ有名になろうとしている

ことに違和感と危機感を抱く。

 

⑤バラク(バンドのギタリスト)

ナナと行動を共にすることが多い

話す言語が違うため

時々ジョンには彼の言っていることがわからない。

ラクもジョンのことをメンバーとして認めていない。

 

⑥ジョン(主人公)

キーボードで新加入したジョン。

この映画は彼の目線から描かれている。

ジョンとフランク、

ジョンとクララ、

ジョンとバンドメンバー、

ジョンと世間(SNSの人々)

といった具合に関係が描かれている。

 

「才能がない」ことを自覚しつつも認められない青年。

フランクやドンを見て「自分には不幸な環境が足りない」と思い込み

今までの生活を捨てバンドメンバーと行動を共にするようになる。

 

BBAの考察:みんなが惹かれるフランクの才能

フランクは「才能ある人」と

バンドメンバーからも思われているし、

ジョンもドンも彼の才能に惚れ、

自分の才能の無さに苦しんでいる。

 

しかし、フランクのライブでの歌やパフォーマンス

アルバム制作中に披露される彼の音楽を聞いた私の感想は

「えっ?! ジョンと変わらなくない??」

というものだった。

 

そもそもなのだが

このバンドのメンバー全員がジョンと同じくらいに見えた。

持っている音楽の才能とやらが…

 

だから私は酷く困惑しながらこの映画を見続けたのです。

映画も後半になって

私の困惑はだんだんと晴れていくことに。

 

BBAの考察:ネット配信の閲覧数の裏にある残酷な真実

ジョンがyoutubeにバンドの動画をアップし

twitterでもこまめに発信した結果

閲覧数は2万7000人以上になった。

 

このことに「僕たちの音楽共感し認めてくれる人が2万7千人以上もいる」

と気を良くしたフランクとジョンだったが…

有名になるチャンスと乗り込んだ音楽フェスのスタッフからは

「3万以下なんて無名も同じ、50万人以上あってやっと名が知られるくらい」

と聞き一気にモチベーションがダウン

 

その後、フランクとクララとジョンのイザコザも

動画に録ってネットに流し続けたところ

閲覧者は70万人以上に

 

んで、バンドがめちゃくちゃになった後

街にでたジョンはこの70万人がどんな思いで動画を見ていたかを知ったのだ。

 

街のレストランで動画を見ていた人に声をかけられたジョンは

みんなが自分たちのことを「イカれたバカな奴らの最高のジョーク」

として見ていたと知り、やっと「笑いものにされてただけ」とわかる。

 

音楽に共感してなんていない、聞いてもいない

ただただフランクやクララの破天荒でめちゃくちゃな行動を

笑われていただけだったのだ。

もちろんジョンも笑いの対象。

 

その後、消えたフランクを探すため

twitterで情報を求めたジョン。

ジョンの元にくる返信やDMもその多くは「からかい」だった。

 

SNSやネット上での

自分の発信に対するアクセス数や「いいね」数は

人気や実力の指数ではないのだ。

冷やかしや嘲りの対象として楽しんで見られていることも多い。

 

凄いところえぐってくる映画だなって思った。

フランクのつくる音楽はバンドメンバー以外にほとんど刺さっていないのだ。

これが真実。

 

BBAの考察:才能なんて幻

フランクが音楽の才能があるように見えたり

人を惹きつけるのは

「彼が奇妙で堂々とした唯一無二の存在」だからでしょう。

 

実際にはフランクの音楽に魅せられているのは

バンドメンバーだけだし、

そのメンバーがみんな音楽で成功してないし

たぶんジョンと同じくらいの才能。

 

音楽の才能が無いと薄々わかっている人たちが

自分と同じような音楽レベルなのに

人前で堂々と自分の音楽をやってのけるフランクに

勝手に「この人すげ~」と憧れてしまっただけな気がする。

 

フランクが自分の音楽の才能を疑わないのは

彼の母親が「フランクには音楽の才能がもともとあった」と

言ってたので、子供のころから両親にそういわれ続けた結果でしょう。

 

才能があるか、ないかを気にしている時や

才能が欲しいと思う時は

「相対的に他人と比べている」だけで

ちょっと秀でているとか劣っているレベルなんだと思う。

 

才能があると認めるには

その人と同等の才能が無いと凄さに気がつけないきがするんですよ。

 

そんなこと言っても「多くに人が認める」とか「多くの人が感動する」

モノを造り出す人っていますよね。

それは何なのか?と思った時に

とことん凡人として凡人の自分を向き合って苦悩して

鍛錬や努力を積んできた人が生みだすモノは

才能を求める凡人の浅いレベルから深いレベルまでの苦悩を震わせ

「共感から感動」に感情を動かすんじゃないでしょうか?

 

才能というものが「天才的なもの」だとするなら

たぶん幻だと思います。

天才の発想は凡人には理解できないはずで「素晴らしい」とならないはずだから。

 

ゴッホが生前はまったく評価されなかったように。

そのゴッホも今これだけ世界中の人に評価され

見たモノの印象にのこり、感情を動かすのも

ゴッホが才能を認められなかった人生と壮絶な最期」という

ストーリーが背景にあるからでしょう。

 

「多く人に認められる」とか「多くを感動させる」という意味で

才能を図るなら、それは才能なき凡人が凡人としての自分を認め

鍛錬により磨き続けた結果得たモノなのでしょう。

 

才能なんて探せばないし

無いと思って鍛錬し続けるうちに身につく技能のことなのかもね。

 

才能はみんなないし、みんなにある

そんなものじゃないかな…ってフランク見て考えるようになりました。

 

BBAの感想:堂々と表現する人は輝きを発する

フランクを見ていて感じたこと

上手いか?下手くそか?

人からどう思われるか?

関係なく、堂々とあの音楽をやってのけるフランクは

確かにかっこいいのです。

 

堂々と生きるってことが

自分だけの輝きを発する唯一の方法だと

フランクに教えられた気がします。

 

自分がいいと思うモノは

堂々とどんどん表現していくのが

生きるコツとメモしておきます。

 

BBAの驚き:フランクがほぼ実話映画だった!

Being Frank... the..

Being Frank... the..

こちらが実在した本物のフランク!

「フランク・サイドボトム」と名乗り

この被り物で有名になったコメディアンが実在します。

 

シーヴィーは子供の頃から多彩な才能をみせながらも

その才能では成功しなかったという部分も

そのままや!

 

映画版の被り物は本家よりメカニックになっていますが

でもホントにこの顔だったんですね。

日本のアニメ「鉄腕アトム」に似ている。

 

MAFEX マフェックス No.65 鉄腕アトム 全高約160mm 塗装済み 可動フィギュア

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何者かになりたい、

被り物をかぶる事で「なりたい自分」になりきれるなら

もしくは「こう在りたいキャラ」でいられるなら

そういった方法で生きるのも悪くないかも。

 

フランクを知ったことで

自分の世界がちょっと広くなった気がします。

 

「才能が無い」と悩む人みんなに観て欲しい映画です。

 

 

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